料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

<   2009年 04月 ( 18 )   > この月の画像一覧

日仏それぞれ勘違い

 「私の名前はニコラです。私はオタクです」
 
と全く知らない人に路面電車の中で声をかけられ、恐れおののいたF氏です。

私はオタクですって。 そんな恥ずかしいことを臆面もなく言えるなんて。しかも名前のあとに言うなんて。

ニコラさんとかおっしゃいましたかね。その二言目は通常職業が来るところですよ。しかもその後やたらオタクっぽいアニメの話を延々続けられても。日本人だからって、皆そんなにアニメに詳しい訳ではありません。

しかしね、そんなにオタクであることが重要なのかしらん。

考えて見ると、日本から来た言葉でフランス語になっているので、変なのがいっぱいあります。

たとえばzen。仏教の禅宗からきてるんですが、座禅を組むことから「静かな、落ち着いた」という形容詞になりました。「俺落ち着いてるよ」っていうときはJe suis zen. といいます。

ほかにも柔道の道着は「キモノ」だし、巻き寿しのことは「マキ」。それやったら普通やんと思うかもしれないけど、巻き寿しなのに、それも「スシ」だからと言っても通用しません。フランスでは巻き寿しは「スシ」ではなく「マキ」と言う食べ物です。

一方日本人も、人のことは言えません。昔流行ったアベックと言う単語は、「〜と共に」という前置詞。英語で言うwithです。アベックって古っ!と言っても、フランスでは日常的なことばです。

 ちなみに昔言ってた言葉で今使わないフランス語も。

うちのお婆ちゃん(今年90歳)は、帽子のことを「しゃぽー」と言います。元モガ(モダンガール)です。確実に。

学部生の頃通っていた大学のちかくに、5畳一部屋、築30年、フロなし、トイレ共同のアパートがあって、名前がパレロワイヤル。

「王宮」です。

貧乏学生への皮肉以外の何物でもありません。きゃ。

ちなみに、新橋駅のガード下には「ポンヌッフ」という立ち食いそば屋があります。「新しい橋」だから「新橋」。
なかなかセンスあります。いまでも潰れてないことをいのります。

色んな間違いがあっても、少しずつ意味を変えながらしっかり生きてる日本のフランス語。フランスの日本語。今日ご紹介したのはほんの一部ですが、そんなこと考えてみても楽しいですよ。

ほほう。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-26 07:48 | フランス語
皆様ご無沙汰でしたね。お久しぶりのF氏です。今日は今週月曜日のロンシャン競馬場の様子をご紹介
競馬場近くの桜も満開です。
b0169024_6352613.jpg


せっかくだからアップでどうぞ。

b0169024_636380.jpg


パリの都心からバスで20分ぐらいなのにこの風景。やっぱり自然は良いですね。

b0169024_6365259.jpg


こちらロンシャン競馬場の名物の風車です。9月一週目の日曜日は1600メートルのG1ムーランドロンシャン賞
で有名ですね。

b0169024_637262.jpg


てんとう虫もいました。なぜか四角いです。

b0169024_638454.jpg


こちらSuave Danserちゃん91年のダービー&凱旋門賞馬です。

b0169024_639086.jpg


パドックです。春らしくなったでしょ?

b0169024_6394119.jpg


この日、我が友ガロリーニ調教師はスミヨン騎乗エキセントリックちゃんで勝負!

b0169024_6401525.jpg


二番人気だったけど6着でした。でも良い末脚をつかってきっちりとったので、次は期待できます。

誘導馬のお姉さんです。頼んだら撫でさせてくれますよ。

b0169024_6405626.jpg


オリビエはこの日メインのBレースを勝利。単勝17倍でした!素晴らしい騎乗でした。

b0169024_6415899.jpg


今日のルメさんです。いつもにこにこ。「がんばってね」と言うと日本語で「有難うございます」と微笑んでくれました。

b0169024_642502.jpg


ロンシャンの芝生は広いですね!気持ち良い!

b0169024_6434646.jpg


帰りは競馬場近くの僕が最も好きなレストラン。グランドカスカードを撮影。現在ミシュランガイドブックで1つ星です。コースはワイン、コーヒーもついて85ユーロ。雰囲気が素晴らしいです。

b0169024_6441289.jpg


メインダイニングを近くから撮影。

b0169024_6445647.jpg


「グランドカスカード」は「大きな滝」と言う意味です。実際レストランのすぐ側には滝があります。

b0169024_6454397.jpg


この日は天気も良く、のんびりできた素晴らしい一日でした。このゆったりした雰囲気はフランスならではです。

最後に次の日の競馬新聞から。どこからか飼い犬が競馬場に迷い込んで、レースが遅れました。ほら、のんびりしてるでしょ。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ

b0169024_6461393.jpg

b0169024_754374.jpg

[PR]
by hiramette | 2009-04-25 07:04 | 競馬

 簡単に言ってしまえば済むことなのに、わざわざ横文字をつこてしまう人がおります。カッコつけ?みんなが知らない言葉を使って、「え、それ何のことなん?」と聞かれ「あほやな、そんなことも知らんのかい」、云々。そして、人にその言葉の意味を説明しつつ多少の優越感に浸る。外国語初心者に良くありがちのことです、と多少の毒。

例えば、フランス語を学んでいる方で「サンパ」という言葉を良く使う人がいます。「あのカフェサンパだよね」とか「彼はサンパだよ」とか。サンパとはフランス語のsympaで「感じがいい」と言う意味。でも、「感じいいよね」でええやんと思ってしまうのは僕だけでしょうか?何も人が知らん言葉つこたところで、話題になってるのは感じがいいか悪いかというだけの話。カッコいいふりしてる分知ったかぶって横文字使うのは余計かっこ悪い。フランス語に10年以上も慣れ親しんで、フランスに住んではや3年半。ひねくれてるので、ぽく余計にそう思ってしまいます。「フレンチ食べに行ったよ」って、「フランス料理食べてきたよ」でええやん。敢えて横文字る必然性がないやん、ね?

サンパ。そう聞くと僕はリオデジャネイロのカーニバルしか思い出しません。それはサンバ。みなさんツッコミありがとちゃん。

それと似た話で、「今年もマロニエの花の咲く頃になりました」とかいう在仏日本人の文章を読んだことがあります。マロニエ。なんじゃそれ、と思う方に素敵な辞書の定義をご紹介。

『広辞苑』
トチノキ科の落葉高木。高さ30メートル、周囲6メートルに達するものがある。葉は長柄で掌状複葉。初夏、白色で緑条および紅暈のある花を穂状につけ、果実は澱粉質に富む球状の朔果でトチノキのものに似るが、とげがある。地中海沿岸の原産でイタリア、フランスなどで街路樹として栽培。

はい、何のことかさっぱりわかりません。無視しましょう。辞書のそのページ破り捨てましょう。

ほんとは単純な話なんです。マロニエとはマロンの木のこと。つまり栗の木。フランス語では植物の名まえのあとにierをつけると木の名前になるんです。ただしフランスのマロニエの木のマロンは渋くて食べられたもんやありません。ご注意を。他の例。フランス語で「さくらんぼ」はceriseです。だからサクラの木はcerisier。同じ要領です。

僕はお馬鹿ちゃんなので、ずっとマロニエの木という特別な木があると思い込んでいて、そらどないなもんやろ?と思っとったんやけれど、なんや、よう考えたら栗の木のことやないか、と数年前にようやく気付くことが出来たのでした。おそ。確かに日本の栗とフランスの栗は違うけど、そんなこといったら日本の桜とフランスのサクラも違うし、フランスの魚屋さんの鯛やホタテ貝の形も微妙に違うのですから、そら「マロニエ」はやっぱり「栗の木」でええやろと思ってしまうのです。要は、みんながわかる日本語で説明したら、ああ、そういうもんかとわかりやすくなるということです。変なカタカナより意味がわかるほうがええでしょ?

 日本は島国だからか、やたらと横文字信仰みたいなのがあって、横文字、カタカナにしてしまえばかっこいいみたいなのがあります。片仮名にしちまえば、音を翻訳するだけで意味の翻訳を放棄できます。例えば『マトリックス』は『マトリックス』のまま。ものを生み出す「母体」、「基盤」を意味すると同時に、数学の「行列」のことだとはだれも思いません。映画の冒頭でパソコンに数列が表示されるのはそのことを意味するはずなのですが・・・日本語はその点で便利ちゃん。ムシムシ。「マトリックス」でええやん。やんやん。でもそうなってくると、わかるものまで意味を、翻訳を放棄することになりかねません。

 片仮名にすれば「こら、翻訳まちがっとるやないか」と言われることもありませんもんね。でもそれはいかんよ。遺憾よ。解釈の放棄は文化理解の放棄よ、と僕は思ったりするのです。その点でgone with the windを『風と共に去りぬ』と訳した方はすばらしい。特に最後の完了形の「ぬ」がすばらしい。ぬ。

ちなみに、あとで気付いたことなんやけど、「マロニエの木」というとマロニエで既に「栗の木」を意味するのだから、「栗の木の木」と言っていることになり、「木」がかぶっとるやないか、というツッコミが可能。そういうの結構多くて、例えば多摩川の名前書いてる青い看板は « Tamagawa river »だったりします。それやったら「多摩川川」になっとるやないかい。「がわがわ」って。け。中学生が卒業文集で「いつまでもfor ever 」とか「遠くへfar away」とかなっとるのと、かわらんかぶり方。新幹線のことを「超特急スーパーエクスプレス」というかっこ悪さ。「いつまでもいつまでも」、「遠くへ遠くへ」、あるいは「超特急超特急」。かぶっとるね。

何がいいたいかと言うと、要はマロニエはマロンの木です。微妙に日本の栗とはちがうけど、栗っぽいんじゃい。

日本語に横文字を入れるのは一見かっこいいように見えるけど、それは意味を放棄することにもつながるので、やめときましょう。例えば僕が「そこのムッシューにカフェをシルブープレでたのんますわ」といっても、それは決してかっこよくはなく、フランス語版のルー大柴さんでしかありません。コミックです。(喜劇的ですって言えやと自分にツッコミ)。きゃ。

その点で、歌詞に横文字をほとんど使わない、森山直太朗さんの歌詞はすばらしいと思います。今夜は『さくら』、ひとりで独唱してから寝ます。一人で独唱。そういう僕もかぶっとります。ハハン♪

ps : このあとNanetteちゃんのブログを読んだら「先生とのランデブー」と書いてありました。おおこわ。
      やっぱりこのブログのせんの辞めとこかな。頭痛が痛くなって来ました。きゃ。
b0169024_44414100.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-25 04:44 | フランス語

今日は僕の好きな飲み物シャンパーニュをご紹介。ちなみに僕の友人で応援している、オリビエペリエ騎手、ジャンポール・ガロリーニ調教師も一番好きな飲み物です。確かに20ユーロ(2500円)ぐらいするから高いけど、一か月に一本ぐらいはしていい贅沢。Nanetteちゃんと飲むようにしています。

といってもシャンパンもピンキリなので今日は有名どころをご紹介!

まずはドゥーズ。プロの人にも定評があります。写真はロゼです。

b0169024_527232.jpg


こちらはポムリーのポップという種類。

b0169024_528714.jpg


コチラは有名ですね。ルイヴィトン社とタイアップして仕事してるヴーヴクリコ。オレンジのラベルが目印です。
結構フルーティーかな。

b0169024_5285228.jpg


コチラはランソン。かなりドライな口当たりです。
b0169024_5291338.jpg


こちらはロランペリエ。クラシックで良いシャンパーニュです。
b0169024_5295142.jpg


キャナール・デュ・シェーヌ。コチラも結構フランスでは手に入り易いです。
b0169024_5302732.jpg


こちらNanetteちゃんが好きなドゥモワゼル。女の子向きですね。今回紹介する中では最もフルーティー。
b0169024_53047100.jpg


これはポムリー。かなり有名です。2番目に紹介したポップと同じ種類です。こっちの方がクラシック。
b0169024_5315740.jpg


これは僕が個人的に好きなシャンパーニュ。ベスラ・ド・ベルフォン。どちらかというとフルーティーですが、後味がしっかり残る良いシャンパーニュです。そんなに高くないのもオススメです。

b0169024_5323547.jpg


さてこれらのシャンパーニュはどこで買えるかですが、一番分かり易いのは有名どころのスーパー。モノプリ(monoprix)が一番品揃えが良いかと思います。あと、ワイン専門店としてはチェーン店のニコラも良いですよ。パリの至る所にあります。今は、「この料理に合うワイン」というキャンペーン中です。宣伝広告はこちら!
オマールがキャベツのドレス着て酒飲んどります。かわいいでしょ?

b0169024_5514016.jpg


ちなみに我らがワインの師匠、元星つきレストランのソムリエ、ジルのおすすめのシャンパーニュは!

 Tarlant

www.tarlant.com

 でーす。Nanetteちゃんのブログの答えです。詳しくはコチラをどうぞ!

http://myhome.cururu.jp/patati_et_patata/blog/article/21002638828


最後に、僕の好きな公園、19区のビュットショモンの写真。これから暖かくなってくるから、外で本を読むなんてのもいいですね!
b0169024_5332691.jpg
b0169024_5335059.jpg
b0169024_5342260.jpg
b0169024_5345184.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-20 05:54 | ワイン

パリはあめあめ。

雨が降ってきよったわ!そんなんいきなり降られても困るやん。いやん。という最近。

 確かに、4月のパリの天気はかわりやすいけど、こうもちょくちょく変わられたら、どう対応していいかわからんね。フランス人女性が感情の起伏が激しいように、天気も起伏が激しいね。びゃびゃびゃっと。

 幼年期、僕は田舎者で外国の人に会ったことなんてなかったから、「フランス人」のイメージなんてほとんどなかったけど、「フランス人女性」っていったらかなり自分勝手な人のイメージでした。例えば、裸に一枚だけネグリジェを羽織って、おなかが空いたからって、急に出前の電話をじーこじーこ(旧式の黒電話)かけ、

「カツどん一つ。じゃあ。」

とだけ言い残し、お店の人が

「お客さん!お名前と住所は?じゅうしょわぁーーーーっ???」

と受話器ごしに叫んでいるにもかかわらず、電話をガチャンと切ってしまうくらい自分勝手な人だというイメージがありました。所謂ファムファタルです。ファタりまくりです。その後、フランスにはカツどんの出前がないと知ったのは言うまでも無く、「フランス人女性」に対して抱いているイメージも修正しました・・・。ふ。
 
 ところで、天気の話に戻ると、僕は雨が大嫌いです。というか、ぬれているものとか、湿っているものが苦手なんです。プールに入って海パンがフィットするのも嫌いです。「わきゃん」叫んで、ばったんばったん、クロールっていうか横スクロールします。即ち僕の周りは大叫喚地獄です。
 
 ぬれてる物が嫌いなくせに、傘をさすのも大嫌いなので、雨の日はあえぎながら、だだっと駅に向かう次第です。

どうでもいいけど、フランスにはプールをマジでお風呂代わりにしている人がおるんやないか?こないだ市営プールに「失業者割引」があったが。うーん現実的。

怪しい泳ぎ方をしてもちーっとも恥ずかしくない、「おフランス」と言うよりは「どフランス」とったほうがより正確なこの国を、より深く愛する日曜の午前です。

 それでは今日も新曲を。『ガツガツにゃんこの歌』です。

 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪
 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪

 にゃおん、にゃおん、コテッ(あっ、大丈夫?)

 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪
 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪

 にゃおん、にゃおん、コテッ(えっ、大丈夫?)

 人生は、苦しいときがぁー、のーぼりーざぁーかぁーっ♪

 (終)

 (自己評価)
 いつに無く、道徳的な締めくくりでした。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ


 
b0169024_17282648.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-19 17:29 | フランス語
図書館にいってきました。

図書館にはパソコンもあって、個人で持っていない人が毎日カタカタとやっています。
 
 先日の夕方、本を読んでいると、向かいにやたらとカタカタ音を鳴らしてパソコンを打っている、攻撃系タイピングのお姉さんがいました。すると、その横にいて僕と同じように本を読んでいた神経質そうなおねえさんが突然キレ気味になり、

「ちょっと姉ちゃん、かたかたうるさすぎれやんけ
(意訳)!」

 とお怒りになりました。するとそのパソコンカタカタお姉さんは逆ギレ!

「だってピアニストなんだもん(直訳)!(Parce que je suis pianiste!)」

 と意味不明な返答。僕一人で爆笑。ピアニストさんは攻撃的にカタカタするもんなんかね?すげー理由。

 今度、つこてみたろ。別にピアニストじゃないけど。そして、ヨーロッパ系ピアニストのエスプリに浸ってみよ(勘違い)。
 
 えへ。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-19 09:38 | 日常

4月13日は復活祭の月曜日、ペネロペ賞(G3)に行ってきました。フランスではペネロップと発音しますが、これはギリシャ神話の、オヂュッセウスの奥さんです。トロイア戦争で夫が出征中に言い寄るものを退け、20年間弧独に暮らし夫と再会したという、貞淑な方です。競馬の方は特にそれとは関係なく3歳女の子2000メートルのレース。

 サンクルーもすっかり春です。

b0169024_829718.jpg


相変わらず直線が綺麗です。

b0169024_829372.jpg


サンクルーはロンシャンより和やかな感じ。調教師さんや騎手さんをそのへんで見かけることもしばしばです。

b0169024_8295970.jpg


こちらエリ・ルルーシュ調教師(右)。青い勝負服でお馴染みのヴィルデンシュタインさんの馬を主に調教されています。

b0169024_8302260.jpg


ダヴィ・ボニア騎手です。日本に来ていた時もあるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。去年はマルシャンドールなどの名馬と共に大活躍の一年でした。

b0169024_8305953.jpg


パドックも綺麗。
馬も嬉しそう?
b0169024_8314170.jpg


残念ながら、オリビエ騎乗のプリュマニアちゃんは休養空けで2着でした。
でもしっかり走っていたので次は大丈夫です!

b0169024_8323289.jpg


オリビエは12日のフォンテーヌブロー賞で見事勝ったため、シルバーフロストちゃんと一面に!

b0169024_8333614.jpg


応援してる方としてはとっても嬉しい日ですね!

b0169024_834837.jpg


ちなみに、フランスの競馬新聞は色々ありますが、一番有名で情報が詳しいのは『パリ・テュルフ』PARIS TURFといいます。競馬に行かれる方はお買い求めください。1ユーロ40で、日本円にして200円弱です。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-19 08:47 | 競馬

今日はいままでに出会った、おもしろいフランス人をご紹介。

b0169024_7532536.jpg


ある日曜の昼下がり、パリ14区にあるモンスリー公園をNanetteちゃんと歩いていたときのことです。ちょうど、春の暖かさが肌に感じられるようになった頃で、花々も咲き始めていました。せっかくやから、写真でもとったろかしらん、ということになり、花の前でシャッターを。ほら、頬を寄せて、思いっきり僕が左手を伸ばして・・・とおもたけど、これが意外に難しい。まあ、誰かに撮ってもろたらええやんということになり、近くにいた初老の男性に声をかけ、写真を撮ってもらうことに。当初、気難しそうな顔をしていましたが、話をすると快く応じてくれ、ああよかったよかった、とここまでは、よくあるほほえましいエピソード。

b0169024_754133.jpg


が、しかしです。そのおっちゃんと歩いていく方向がおんなじだったので、世間話をしているうちに、

「いや、よかったらその辺でお茶でも一杯どう?」ということに。

Nanetteちゃんと顔を見合わせた結果、時間もあるしまあいいかということで、オルレアン門近くのカフェへ行くことになりました。

話を聞いていると、彼は大のランボー好きらしく、僕が専門とする詩人なので結構盛り上がったのだけれど、話が彼の家族の話になったときのこと。

b0169024_7542953.jpg


「いやあ、僕の息子がね、13歳なんだけど、あんまり性に興味がなくってね、テレビゲームばっかりしてて困ってるんだ。僕が13歳の頃なんて女の子にしか興味がなかったんだがね」

ははん、思春期になるお孫さんがいるんだな。ぼく、一切なんの疑問も持たずすかさず返答。

「いやあ、いまどきの世代の子供は、テレビゲームばっかりですからね、心配しなくても、お孫さんもきっとそのうち彼女とか連れてくるんじゃないんですか、はっはっは。」

すると、おぢさん、間髪いれずに返答。

「いやいや、孫じゃなくて息子の話だよ」

え?するってえとご隠居、それはいくつのときの子ですか?おそるおそる、

「あ、あの失礼ですが年齢は?」

「1930年生まれだよ」

 む、むるいん!!
と、ということはあなた今年79歳で、息子さんは65歳か66歳ぐらいのときの子 っすか!?

僕は、息子の性への無関心よりも、父の飽くなき性への関心のほうが心配です。いつまでも現役チャレンジャーです。平べったく言うと、えげつない性欲です。

話によると、どうやらそのおじ(い)さんは会社を経営されていたのですが、最終的に倒産し、30ぐらい年下の奥様にも愛想をつかされ、仕事はやめて、年金生活に切り替え、今では13歳の息子さんが昼ごはんを食べにきたり、週末泊まりにきたりするのだそう。

「あんまり心配だから、書置きをしておいてあげたんだ」

そう言って彼が微笑みつつ、見せてくれたなんの変哲もない紙片には驚愕の事実が。

「息子へ。もしも、性のことで悩みがあるなら、遠慮なく私に言いなさい。父より。日曜午前5時30分」

そんな手紙おやじからもろて、相談する息子なんかおるかい!

しかも日曜朝5時30分って。またお早い時間に・・・。話を聞くと、なかなか寝付けなくてこの書置きをしてから彼は床についたらしい。道理ではじめて道端で見かけたとき疲れてそうな顔をしてたわけだ。

子供を心配するのはええけど、そんな超怪しい書置きをもらったら、余計性に消極的になるのは必至ですよ。きっとその方法からは、打開策は見出せませんよ、お父さん。

しかも、その気弱な男の子の名前を聞いたら、

バルタザール君。

なんか強そう。

そら、名まえ負けやろおっちゃん、がはは、と能天気に笑えるはずもなく、絶倫かつ不眠症の仏人男性の生命力を前に、当たりさわりのない言葉で、文字通りカフェでお茶を濁すことしか出来ない二人なのでした。

ちなみに、この一連の会話は全て彼のテープレコーダーに録音されました。もちろん許可してあげました。「思い出に」だそうです。エキセントリックですね、お父さん。

b0169024_7545788.jpg


僕にできるアドバイスといったらこれぐらいしか見当たりません。


「と、とりあえず、がんばれバルタザール君!」

それにしても、若う見えたな、おっちゃん。それが若々しく生きる秘訣なんやろかしら。

 彼は前妻の方とも子供を儲けたらしく、いちばん最初の娘さんはもう既に50歳らしいです。自分より年下の女性と結婚した挙句、子供を儲けた父親に言った彼女の台詞は容易に想像できます。

« Mais franchement, arrête papa ! ça suffit ! »

「ちょっと、ほんとにやめてよもう、お父さんったら。もうたくさんよ。」

フランス人はおもしろい人が多いです。そんな彼らは、一般に言うところのパマルちゃん達です。

あーおもろ♪

b0169024_7565440.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-19 08:03 | フランス語
 ワインについてのお話。

 Nanetteちゃんのブログでも紹介していますが、僕たちが好きなレストラン A cote の隣に、ワインとチーズを売ってる店がありまして、レストランにワインを仕入れているのはその店だというので、以前から興味はあったんやけど、いつも帰りが遅いから行けずじまいでした。

 ところがついこないだ、ようやくNanetteちゃんとお店に行く幸運に恵まれました。

Nanetteちゃんの記事はこちら↓

http://myhome.cururu.jp/patati_et_patata/blog/article/21002637366

相変わらず、リンクの貼り方が分かりません。
誰か教えてってば。

 お店に着いた途端、かわいい犬が僕たちを迎えてくれました。

b0169024_8435556.jpg


 名前はベルちゃん!なんと僕が以前飼っていた犬と同じ名前です。
 下の画像はぼくのべるちゃん(表記はひらがなです)。かわいいでしょ!

b0169024_847137.jpg


 ぼくのべるは結構運動好きだけど、こっちのベルちゃんは恐がりで、多少お年も召している模様。

 おばさんに「僕の犬もべるっているんですよ」っていうと

 おばさん、犬chien と猫 chatを聞き違えたらしく

「猫?」と多少不機嫌な声で聞き返してきました。

「いやいや、犬ですよ」というと

「あーら、そうなの♪」とご機嫌。

おばちゃん
どう考えても典型的な犬好き猫嫌いや。

それまで、愛想もなかったおばちゃんが、犬の話と隣のレストランの話とで急に常連のように僕らを扱いだしたのもフランス人(女)っぽい。恐るべし。

ちなみに、ワインは素晴らしいコレクションですよ!

b0169024_845437.jpg



クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-17 08:47 | ワイン
 みなさんこんにちは。フランスは夜中です。

 今回は、フランス語を日本語に訳すのは難しいね、というおはなし。

 僕はフランス文学なんていうものを一応は専門にしていますが、田舎に帰って、パリに住んでいるといっても、

「それは、フランスの隣の国やろ」

 と言われる始末で、始末におえません。ばふん。

 フランス文学は、結構日本語に訳されていますが、翻訳も結構難しいですね。特に詩の翻訳は、リズムと意味とを伝えなくてはいけないので、そんなことはほぼ不可能なのです。

 小説や詩の題名も結構変に訳されてたりします。

 例えば僕が専門にしているランボーちゃんのUne saison en enferですが、これは『地獄の季節』と訳されています。でも正確な意味は「地獄で過ごしたある季節」ということ。それではかっこいい題名にならんので、そう訳したんでしょう。

 間違っている、典型的なパターンはサルトルさんの la nausee。 原題は「吐き気」という意味ですが、日本語の題名は『嘔吐』。

 既にゲが出てしまっています。まだ吐かないでね。

 他にも変な訳。猫の泣き方を訳したものですが、me-rrouinを「ムルイン」と訳してありました。フランス語読みをすると「ムルアン」ですし、みゃーんみたいな泣き方だと思うのですが。ムルイン。

 きっと訳した方は猫を飼ったことがないのでしょう。パソコンに向かって「ムルイン」と言ってみましょう。

 そんな猫おらんて。

 とは言いつつも名訳があることも確か。例えば、『星の王子さま』の原題はle petit prince で「小さな王子さま」という意味ですが、『星の王子さま』のほうが良い感じがします。『失われた時を求めて』 A la recherche du temps perdu も名訳だとは思います。

 とかなんとか、人の訳を褒めたりけなしたりしてるけど、今日も僕は図書館で、調べものをして、徒労に終わって、A la recherche du temps perdu(失われた時を求めて)ならぬle temps perdu a la recherche(研究によって失われた時間)が著しく、ますます阿鼻叫喚な毎日です。むきゃ。

 こんな時に限って、普段は決してしない模様替えなどしてみればええんとちがうんかしらんって、思ってしまうもんですね、人間って。

 ばふん。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ

サービス画像です。
ブログの内容とは一切関係ありません。
 
b0169024_8211220.jpg


「お兄ちゃん、お兄ちゃんよね、本当に帰って来てくれたのね」

平和な時代に生まれた僕は幸せ者です。
[PR]
by hiramette | 2009-04-17 08:17 | 文学