料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

カテゴリ:フランス語( 10 )

今日もボンクラ

 急に昼ごろから雨が降ってきて、昨日とはうって変わって気温が下がってしまったパリです。

 ところで今日は、略号が多すぎてわけわからんというお話。

 フランス人は言葉をやたらと省略したがるような気がします。

informations(情報)は info。 matin(朝)は mat。dictionnaire(辞書)は dicoなど。まあこういうやつは、元の単語から大体想像できるので、理解に苦しむことはあんまりありません。

 でも困るのはアルファベットの略号の場合。たとえばパリ国際大学都市(Cité Internationale Universitaire de Paris)はCIUP。フランス国立図書館(Bibliothèque Nationale de France)はBNF。フランス新幹線(Train à Grande Vitesse)はTGV。レストランなどでかかる付加価値税(Taxe à la valeur ajoutée)はTVA。場外馬券場(pari mutuel urbain)はPMUなどなど。

 新聞なんか読んでいて、政党の名前なんか出てきたら、もう略号だらけ。さっぱり意味がわからんようになってきます。日本語の場合はそれぞれの漢字に意味があるので、漢字を覚えれば想像がつくものが多いんだけど、アルファベットは意味がないから覚えるしかありません。むきゃ。一生懸命フランス語を覚えて、話せるようになっても、次はこの略号の壁が待ち受けているのでございます。むきゃきゃ。

 ちくちょう。あまりにも悔しいから、僕も誰にもわからん略号をつこて話し、一人優越感に浸ってみたろかしらんとおもい、一人で勝手にお遊び。

 HSDG=ホウ酸ダンゴ
 AMPM=あまり持ってないポケットマネー
 HG=鼻毛

 はい、こんな話し方をしたら、みんな理解不能。お友達が減るような気がいたします。

 かく言う日本人も、結構省略するのが好きですね。こないだ日本に帰るまで2年近く帰ってなくて、流行の言葉に疎くなってたんだけど、「地デジ」というのをはじめて耳にしたときは、お尻から血が出ているのかと思いました。血で痔。おおこわ。

 ちなみに題名のボンクラは決して怠惰な生活を送るということではなく、むしろその逆。

 フランス語の「がんばれ」を意味するBon courage(ボン・クラージュ)を略してみたのです。冗談をわかってくれそうなお友達に使ってみてください。ボンクラ。さらに、フランス語の新しい動詞ganbarer(ガンバレ=意味=がんばる)というのも作ってみました。フランス語っぽいのに、フランス人に通じないので、なんか優越感に浸れます。

 はい、それでは活用しましょう。er動詞です。

je ganbare (ジュ・ガンバール)「私はがんばる」
tu ganbares (チュ・ガンバール)「君はがんばる」
il ganbare (イル・ガンバール)「彼はがんばる」

nous ganbarons (ヌ・ガンバロン)「私たちはがんばる」
vous ganbarez (ヴー・ガンバレ)「あなた(たち)はがんばる」
ils ganbarent (イル・ガンバール)「彼らはがんばる」

 銀行員をしている双子の兄貴、JPちゃんにこの話をすると、彼も新しい動詞kizukarer(気疲れ)というのを作ってくれました。otukarer(お疲れ)さまです。共にganbarerと同じer動詞です。

 なんちて。言葉遊びの点、どうかデゾレなさいね。

 みけけ。

 明日からまたボンクラでいこうと思っているあなたも、どうか応援クックリお願いいたします。F氏のボンクラ度が急上昇すること間違いなしです。
 ↓↓↓↓↓
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ

[PR]
by hiramette | 2009-07-27 22:31 | フランス語

ボーボーのジョリジョリ

 日本人は、同じ音を繰り返す表現を多く使うように思います。

 「うんうん」とか

 「そうそう」など、数え上げればきりがありません。

 そういう言葉の癖があるからか、フランス語を話すときも、どうも繰り返さなければしっくりこなくなってるみたいです。

 たとえば、以前友人がフランス語で電話に出るとき、

"allo allo"

と言っていました。フランス語では"allo"一語で「もしもし」を言い表しますが、日本語で「もし」を二回繰り返すからか、ついついフランス語でも繰り返してしまったようです。

 かく言う自分も「はい」や「いいえ」と答えるとき、

 「そうそうそう」

 「いやいや、ちがうちがう」

 のようなノリで

 "oui oui oui"

"Mais non, non non"

 などと連発してしまう次第で、困ったものです。えへ。

 
 以前、この繰り返しを使った面白いネタを友達と作って爆笑したことがあったので、今日はご紹介。南仏のモンペリエに少し住んでいたことがあるのですが、ある暑い夏の日、道端を友人と散歩していると、

 急に、

 「うわっ、あの人ボーボーやな」

 と言いました。

 その視線の先には、男の人が。僕はてっきり彼の体毛が濃いのかと思い、

 「まあ、そうやな、日本人に比べれば」

 と答えました。すると友人は

 「ちゃうちゃう、あの男の人めっちゃかっこええちゅうことやって。かっこええはフランス語でbeauやろ、 だからめちゃカッコええのはbeau beauや」

 どないやねん。

 といいながら笑っていると、そこにフランス人のきれいな女性が登場。だから、今度は僕がお返し。

 「ちゅうことは、あそこにおる女の人、あれは「きれいな」を表すjolieをつこて、ジョリジョリでええんやな」

 「そうやな、女はジョリジョリ、男はボーボー。beau beau のjolie jolieや」

 あはは、といかにも関西人にありがちな、一見、剃毛をしているか否かに関わるディスクールに興じつつ、フランス語上達を図ったものでございました。

 みなさんもこのギャグ、はやらせてくださいね。フランス人は喜ぶし、日本人はみんな笑ってくれます。

 みけけ。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ

ちなみに、形容詞joli(e)は物か女性にしか使いません。
もし男の人が、il est joli.などというと、それはもうホモっぽい発言になるのでご注意を。

  
[PR]
by hiramette | 2009-07-22 03:57 | フランス語

今日の夕方、スーパーで一週間分の食料を買いだめしてきました。そう、フランスのスーパーは日曜は閉まっているので、開いとるうちに買っておかねばならぬのです。

来週は何を食べたろかしらんと思いながら、スーパーを周回。でもNanetteちゃんが帰国中なので、あまり料理にも身が入らず・・・。時間がないときや面倒くさいときにすぐに食べられるものにばっかり目が行ってしまいます。

たとえばこんな缶詰に入ったサラダ。気持ち悪いと思うかもしれませんが、フランスにはツナと野菜が一緒に入った缶詰サラダが売っていて、これが結構おいしいんです。長持ちするし、お腹がすいたときのために、買い置きしておくと便利です。

b0169024_19413361.jpg


他にはマスタードソースのサバの缶詰というのもあります。これも結構お気に入りの一品です。

b0169024_19439100.jpg


と、いつも通りの買い物になりそうなところで、ふと同じものばかりに手が出る自分に気付き、こらあかん、体中が缶詰になってしまうやないか、と一人体内を想像。結局、いつもは買わないものを買ってみようと肉製品コーナーを見ていたら、一風変わったソーセージを発見。日本でいう魚肉ソーセージのような感触。でも豚でできているみたい。

b0169024_1947841.jpg


そのまま食べられんのか、加熱すんのかさっぱりわからんので、隣にいたフランス人のおっちゃんに質問。彼はとても親切な人で、説明書を読んでくれました。そして、多分大丈夫なんじゃない、と心もとないお返事。

むむう。とうなっているところへ、おばちゃんが来ました。だから、おっちゃんと二人で質問。

「これ、生で食えるんですか?」

するとおばちゃんの答えが

« Alors là, je ne sais pas du tout

直訳すると、

「んなこと、私にゃさっぱりわかりません」

普通日本人だったら、

「さあ、ちょっと、私にはわかりませんねえ」

と遠まわしに言うところ。「さっぱりわからん」とアカの他人に言うとやはり感じが悪い。それをはっきり言うところがフランス語です。まあ、実際知らんねからそれでええんやけどね。ちなみにこれはあくまで表現上の問題で、「ちょっとわかりません」という言い方はしないということです。おばちゃんが感じ悪いわけではありません。まあ確かに、日本人がそれを初めて聞いたら、結構ショックを受けますが・・・

彼らにしてみれば「ちょっとわからん」という婉曲表現が逆に理解不可能なようなのです。「ちょっとわからんだけやったら、要は大分わかっとんねやろ」という結論に達する模様。むむう、確かに。

実際、以前知り合いの人が、調子のおかしくなった携帯電話を修理してもらうために、携帯電話会社のオランジュに電話した時、彼が

「僕の携帯おかしいんです、ほとんど壊れてかけてるんです」

« Mon portable est presque cassé. »

と言ったら、

「ほとんど壊れかけているということは、結局まだ壊れてないんだから問題ないでしょう」

と冷静に対処されていました。ほんまに壊れてから電話して来いという返答。すげ。

婉曲表現って難しいですね。

ほほう。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
 
[PR]
by hiramette | 2009-07-19 19:47 | フランス語

オレください!

 奈良は雨です。しっとり降ってます。このじめじめ感はやっぱり日本特有どす。

 今日は昼から近所の図書館でお勉強。でも外国文学の翻訳なんてほとんどなくて、むむうとうなってしまった次第です。

 僕はランボーという19世紀の詩人が専門なんですが、そういってもシルベスタ・スタローンサンと間違えられ、多くの方々の脳裏にはずいぶん筋肉質な詩人像が描かれていることでしょう。きゃ。

 またまたおかしなフランス語シリーズですが、最近兄の奥さんの妹さんが結婚することになったそうでおめでたい限りです。ところが、その人はどういうお仕事をされているの?という話になったとき、おかんが言った一言。

「シェフ」

 なんのやねん!そうフランス語で[chef]と言ってもそれは「長(トップに立つ責任者)」を意味するだけで、必ずしも料理長ではないんです。しかも、日本では料理人全員に「シェフ」という傾向にあります。全員料理長(シェフ)ということになったらそれはもう指図の出し合いになるわけで、チームワークのかけらもない調理場が容易に想像される次第です。アナーキーです。

 シェフA「おい、そこの野菜きっといて」

 シェフB「なんでオレがそんなことしやなあかんねん、お前やれや」

 シェフC「いやんわ」

 てな具合です。おおこわ。シェフは一人で十分ですね。

 あともうひとつ、こないだ喫茶店に行ったら、あるおっちゃんのお客さんがおばさんにこういっていました。

 「オレたのむわ」

 この場合カフェオレのことなんでしょうが、au lait だけだと「牛乳を混ぜたもの」の意味。いわば、

 「牛乳割りたのむわ」

 と言っていたに過ぎないのです。何のやねん。焼酎の牛乳割りが出てきても決して文句はいえません。

 と言うことでこのブログを読んでくださった方は、以下の台詞だけは避けましょう。

 「シェフ!オレ一杯たのんますわ」

 きゃ。





クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-05-07 23:45 | フランス語

日仏それぞれ勘違い

 「私の名前はニコラです。私はオタクです」
 
と全く知らない人に路面電車の中で声をかけられ、恐れおののいたF氏です。

私はオタクですって。 そんな恥ずかしいことを臆面もなく言えるなんて。しかも名前のあとに言うなんて。

ニコラさんとかおっしゃいましたかね。その二言目は通常職業が来るところですよ。しかもその後やたらオタクっぽいアニメの話を延々続けられても。日本人だからって、皆そんなにアニメに詳しい訳ではありません。

しかしね、そんなにオタクであることが重要なのかしらん。

考えて見ると、日本から来た言葉でフランス語になっているので、変なのがいっぱいあります。

たとえばzen。仏教の禅宗からきてるんですが、座禅を組むことから「静かな、落ち着いた」という形容詞になりました。「俺落ち着いてるよ」っていうときはJe suis zen. といいます。

ほかにも柔道の道着は「キモノ」だし、巻き寿しのことは「マキ」。それやったら普通やんと思うかもしれないけど、巻き寿しなのに、それも「スシ」だからと言っても通用しません。フランスでは巻き寿しは「スシ」ではなく「マキ」と言う食べ物です。

一方日本人も、人のことは言えません。昔流行ったアベックと言う単語は、「〜と共に」という前置詞。英語で言うwithです。アベックって古っ!と言っても、フランスでは日常的なことばです。

 ちなみに昔言ってた言葉で今使わないフランス語も。

うちのお婆ちゃん(今年90歳)は、帽子のことを「しゃぽー」と言います。元モガ(モダンガール)です。確実に。

学部生の頃通っていた大学のちかくに、5畳一部屋、築30年、フロなし、トイレ共同のアパートがあって、名前がパレロワイヤル。

「王宮」です。

貧乏学生への皮肉以外の何物でもありません。きゃ。

ちなみに、新橋駅のガード下には「ポンヌッフ」という立ち食いそば屋があります。「新しい橋」だから「新橋」。
なかなかセンスあります。いまでも潰れてないことをいのります。

色んな間違いがあっても、少しずつ意味を変えながらしっかり生きてる日本のフランス語。フランスの日本語。今日ご紹介したのはほんの一部ですが、そんなこと考えてみても楽しいですよ。

ほほう。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-26 07:48 | フランス語

 簡単に言ってしまえば済むことなのに、わざわざ横文字をつこてしまう人がおります。カッコつけ?みんなが知らない言葉を使って、「え、それ何のことなん?」と聞かれ「あほやな、そんなことも知らんのかい」、云々。そして、人にその言葉の意味を説明しつつ多少の優越感に浸る。外国語初心者に良くありがちのことです、と多少の毒。

例えば、フランス語を学んでいる方で「サンパ」という言葉を良く使う人がいます。「あのカフェサンパだよね」とか「彼はサンパだよ」とか。サンパとはフランス語のsympaで「感じがいい」と言う意味。でも、「感じいいよね」でええやんと思ってしまうのは僕だけでしょうか?何も人が知らん言葉つこたところで、話題になってるのは感じがいいか悪いかというだけの話。カッコいいふりしてる分知ったかぶって横文字使うのは余計かっこ悪い。フランス語に10年以上も慣れ親しんで、フランスに住んではや3年半。ひねくれてるので、ぽく余計にそう思ってしまいます。「フレンチ食べに行ったよ」って、「フランス料理食べてきたよ」でええやん。敢えて横文字る必然性がないやん、ね?

サンパ。そう聞くと僕はリオデジャネイロのカーニバルしか思い出しません。それはサンバ。みなさんツッコミありがとちゃん。

それと似た話で、「今年もマロニエの花の咲く頃になりました」とかいう在仏日本人の文章を読んだことがあります。マロニエ。なんじゃそれ、と思う方に素敵な辞書の定義をご紹介。

『広辞苑』
トチノキ科の落葉高木。高さ30メートル、周囲6メートルに達するものがある。葉は長柄で掌状複葉。初夏、白色で緑条および紅暈のある花を穂状につけ、果実は澱粉質に富む球状の朔果でトチノキのものに似るが、とげがある。地中海沿岸の原産でイタリア、フランスなどで街路樹として栽培。

はい、何のことかさっぱりわかりません。無視しましょう。辞書のそのページ破り捨てましょう。

ほんとは単純な話なんです。マロニエとはマロンの木のこと。つまり栗の木。フランス語では植物の名まえのあとにierをつけると木の名前になるんです。ただしフランスのマロニエの木のマロンは渋くて食べられたもんやありません。ご注意を。他の例。フランス語で「さくらんぼ」はceriseです。だからサクラの木はcerisier。同じ要領です。

僕はお馬鹿ちゃんなので、ずっとマロニエの木という特別な木があると思い込んでいて、そらどないなもんやろ?と思っとったんやけれど、なんや、よう考えたら栗の木のことやないか、と数年前にようやく気付くことが出来たのでした。おそ。確かに日本の栗とフランスの栗は違うけど、そんなこといったら日本の桜とフランスのサクラも違うし、フランスの魚屋さんの鯛やホタテ貝の形も微妙に違うのですから、そら「マロニエ」はやっぱり「栗の木」でええやろと思ってしまうのです。要は、みんながわかる日本語で説明したら、ああ、そういうもんかとわかりやすくなるということです。変なカタカナより意味がわかるほうがええでしょ?

 日本は島国だからか、やたらと横文字信仰みたいなのがあって、横文字、カタカナにしてしまえばかっこいいみたいなのがあります。片仮名にしちまえば、音を翻訳するだけで意味の翻訳を放棄できます。例えば『マトリックス』は『マトリックス』のまま。ものを生み出す「母体」、「基盤」を意味すると同時に、数学の「行列」のことだとはだれも思いません。映画の冒頭でパソコンに数列が表示されるのはそのことを意味するはずなのですが・・・日本語はその点で便利ちゃん。ムシムシ。「マトリックス」でええやん。やんやん。でもそうなってくると、わかるものまで意味を、翻訳を放棄することになりかねません。

 片仮名にすれば「こら、翻訳まちがっとるやないか」と言われることもありませんもんね。でもそれはいかんよ。遺憾よ。解釈の放棄は文化理解の放棄よ、と僕は思ったりするのです。その点でgone with the windを『風と共に去りぬ』と訳した方はすばらしい。特に最後の完了形の「ぬ」がすばらしい。ぬ。

ちなみに、あとで気付いたことなんやけど、「マロニエの木」というとマロニエで既に「栗の木」を意味するのだから、「栗の木の木」と言っていることになり、「木」がかぶっとるやないか、というツッコミが可能。そういうの結構多くて、例えば多摩川の名前書いてる青い看板は « Tamagawa river »だったりします。それやったら「多摩川川」になっとるやないかい。「がわがわ」って。け。中学生が卒業文集で「いつまでもfor ever 」とか「遠くへfar away」とかなっとるのと、かわらんかぶり方。新幹線のことを「超特急スーパーエクスプレス」というかっこ悪さ。「いつまでもいつまでも」、「遠くへ遠くへ」、あるいは「超特急超特急」。かぶっとるね。

何がいいたいかと言うと、要はマロニエはマロンの木です。微妙に日本の栗とはちがうけど、栗っぽいんじゃい。

日本語に横文字を入れるのは一見かっこいいように見えるけど、それは意味を放棄することにもつながるので、やめときましょう。例えば僕が「そこのムッシューにカフェをシルブープレでたのんますわ」といっても、それは決してかっこよくはなく、フランス語版のルー大柴さんでしかありません。コミックです。(喜劇的ですって言えやと自分にツッコミ)。きゃ。

その点で、歌詞に横文字をほとんど使わない、森山直太朗さんの歌詞はすばらしいと思います。今夜は『さくら』、ひとりで独唱してから寝ます。一人で独唱。そういう僕もかぶっとります。ハハン♪

ps : このあとNanetteちゃんのブログを読んだら「先生とのランデブー」と書いてありました。おおこわ。
      やっぱりこのブログのせんの辞めとこかな。頭痛が痛くなって来ました。きゃ。
b0169024_44414100.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-25 04:44 | フランス語

パリはあめあめ。

雨が降ってきよったわ!そんなんいきなり降られても困るやん。いやん。という最近。

 確かに、4月のパリの天気はかわりやすいけど、こうもちょくちょく変わられたら、どう対応していいかわからんね。フランス人女性が感情の起伏が激しいように、天気も起伏が激しいね。びゃびゃびゃっと。

 幼年期、僕は田舎者で外国の人に会ったことなんてなかったから、「フランス人」のイメージなんてほとんどなかったけど、「フランス人女性」っていったらかなり自分勝手な人のイメージでした。例えば、裸に一枚だけネグリジェを羽織って、おなかが空いたからって、急に出前の電話をじーこじーこ(旧式の黒電話)かけ、

「カツどん一つ。じゃあ。」

とだけ言い残し、お店の人が

「お客さん!お名前と住所は?じゅうしょわぁーーーーっ???」

と受話器ごしに叫んでいるにもかかわらず、電話をガチャンと切ってしまうくらい自分勝手な人だというイメージがありました。所謂ファムファタルです。ファタりまくりです。その後、フランスにはカツどんの出前がないと知ったのは言うまでも無く、「フランス人女性」に対して抱いているイメージも修正しました・・・。ふ。
 
 ところで、天気の話に戻ると、僕は雨が大嫌いです。というか、ぬれているものとか、湿っているものが苦手なんです。プールに入って海パンがフィットするのも嫌いです。「わきゃん」叫んで、ばったんばったん、クロールっていうか横スクロールします。即ち僕の周りは大叫喚地獄です。
 
 ぬれてる物が嫌いなくせに、傘をさすのも大嫌いなので、雨の日はあえぎながら、だだっと駅に向かう次第です。

どうでもいいけど、フランスにはプールをマジでお風呂代わりにしている人がおるんやないか?こないだ市営プールに「失業者割引」があったが。うーん現実的。

怪しい泳ぎ方をしてもちーっとも恥ずかしくない、「おフランス」と言うよりは「どフランス」とったほうがより正確なこの国を、より深く愛する日曜の午前です。

 それでは今日も新曲を。『ガツガツにゃんこの歌』です。

 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪
 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪

 にゃおん、にゃおん、コテッ(あっ、大丈夫?)

 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪
 ガーッツ、ガーッツ、ガツガツにゃん子♪

 にゃおん、にゃおん、コテッ(えっ、大丈夫?)

 人生は、苦しいときがぁー、のーぼりーざぁーかぁーっ♪

 (終)

 (自己評価)
 いつに無く、道徳的な締めくくりでした。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ


 
b0169024_17282648.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-19 17:29 | フランス語

今日はいままでに出会った、おもしろいフランス人をご紹介。

b0169024_7532536.jpg


ある日曜の昼下がり、パリ14区にあるモンスリー公園をNanetteちゃんと歩いていたときのことです。ちょうど、春の暖かさが肌に感じられるようになった頃で、花々も咲き始めていました。せっかくやから、写真でもとったろかしらん、ということになり、花の前でシャッターを。ほら、頬を寄せて、思いっきり僕が左手を伸ばして・・・とおもたけど、これが意外に難しい。まあ、誰かに撮ってもろたらええやんということになり、近くにいた初老の男性に声をかけ、写真を撮ってもらうことに。当初、気難しそうな顔をしていましたが、話をすると快く応じてくれ、ああよかったよかった、とここまでは、よくあるほほえましいエピソード。

b0169024_754133.jpg


が、しかしです。そのおっちゃんと歩いていく方向がおんなじだったので、世間話をしているうちに、

「いや、よかったらその辺でお茶でも一杯どう?」ということに。

Nanetteちゃんと顔を見合わせた結果、時間もあるしまあいいかということで、オルレアン門近くのカフェへ行くことになりました。

話を聞いていると、彼は大のランボー好きらしく、僕が専門とする詩人なので結構盛り上がったのだけれど、話が彼の家族の話になったときのこと。

b0169024_7542953.jpg


「いやあ、僕の息子がね、13歳なんだけど、あんまり性に興味がなくってね、テレビゲームばっかりしてて困ってるんだ。僕が13歳の頃なんて女の子にしか興味がなかったんだがね」

ははん、思春期になるお孫さんがいるんだな。ぼく、一切なんの疑問も持たずすかさず返答。

「いやあ、いまどきの世代の子供は、テレビゲームばっかりですからね、心配しなくても、お孫さんもきっとそのうち彼女とか連れてくるんじゃないんですか、はっはっは。」

すると、おぢさん、間髪いれずに返答。

「いやいや、孫じゃなくて息子の話だよ」

え?するってえとご隠居、それはいくつのときの子ですか?おそるおそる、

「あ、あの失礼ですが年齢は?」

「1930年生まれだよ」

 む、むるいん!!
と、ということはあなた今年79歳で、息子さんは65歳か66歳ぐらいのときの子 っすか!?

僕は、息子の性への無関心よりも、父の飽くなき性への関心のほうが心配です。いつまでも現役チャレンジャーです。平べったく言うと、えげつない性欲です。

話によると、どうやらそのおじ(い)さんは会社を経営されていたのですが、最終的に倒産し、30ぐらい年下の奥様にも愛想をつかされ、仕事はやめて、年金生活に切り替え、今では13歳の息子さんが昼ごはんを食べにきたり、週末泊まりにきたりするのだそう。

「あんまり心配だから、書置きをしておいてあげたんだ」

そう言って彼が微笑みつつ、見せてくれたなんの変哲もない紙片には驚愕の事実が。

「息子へ。もしも、性のことで悩みがあるなら、遠慮なく私に言いなさい。父より。日曜午前5時30分」

そんな手紙おやじからもろて、相談する息子なんかおるかい!

しかも日曜朝5時30分って。またお早い時間に・・・。話を聞くと、なかなか寝付けなくてこの書置きをしてから彼は床についたらしい。道理ではじめて道端で見かけたとき疲れてそうな顔をしてたわけだ。

子供を心配するのはええけど、そんな超怪しい書置きをもらったら、余計性に消極的になるのは必至ですよ。きっとその方法からは、打開策は見出せませんよ、お父さん。

しかも、その気弱な男の子の名前を聞いたら、

バルタザール君。

なんか強そう。

そら、名まえ負けやろおっちゃん、がはは、と能天気に笑えるはずもなく、絶倫かつ不眠症の仏人男性の生命力を前に、当たりさわりのない言葉で、文字通りカフェでお茶を濁すことしか出来ない二人なのでした。

ちなみに、この一連の会話は全て彼のテープレコーダーに録音されました。もちろん許可してあげました。「思い出に」だそうです。エキセントリックですね、お父さん。

b0169024_7545788.jpg


僕にできるアドバイスといったらこれぐらいしか見当たりません。


「と、とりあえず、がんばれバルタザール君!」

それにしても、若う見えたな、おっちゃん。それが若々しく生きる秘訣なんやろかしら。

 彼は前妻の方とも子供を儲けたらしく、いちばん最初の娘さんはもう既に50歳らしいです。自分より年下の女性と結婚した挙句、子供を儲けた父親に言った彼女の台詞は容易に想像できます。

« Mais franchement, arrête papa ! ça suffit ! »

「ちょっと、ほんとにやめてよもう、お父さんったら。もうたくさんよ。」

フランス人はおもしろい人が多いです。そんな彼らは、一般に言うところのパマルちゃん達です。

あーおもろ♪

b0169024_7565440.jpg


クックリお願いします!
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-19 08:03 | フランス語
 こんにちは、今日はフランスにまつわるおもしろネタをいくつかご紹介。

 第一弾は発音について。いろんなブログでも語られとりますが、フランス語は最後にアクセントをおくことが多く、例えば「やまださん」は「山田サーヌ」と発音します。ヌ。

 あとはH(アッシュ)を発音しません。即ち、はひふへほの発音がないわけで、フランス人は全員バイキンマンの声優にはなれないということになります。H音が全部抜けて「あいうえお」になってしまうのです。ぷ。ちょっとおもろいね。Hがつく地名や単語も全部Hなしで、例えば「私は、おんとに、おっかいどうに行って、おしを見てきました。(私は本当に北海道にいって星をみてきました)」となります。フランス人憎めませんね。

 かく言う私たち日本人にとってもフランス語の発音は難しいものです。一生懸命会話を覚えて旅行にきても、発音が原因で通じなかったりしたら、少しがっかりしてしまいますね。そんな逸話の一つです。

 ある女性が、留学中にすこぶる体調を崩してしまい、お医者さまを呼ぼうとしました。フランス語でお医者さまはmedecinといいますが、彼女は「メドゥサン、メドゥサン、シルブーブレ」と叫んだのです。この場合単語は「メトゥサン」と発音します。「メドゥサン」をフランス語にすると、mes deux seins と混同される恐れがあり、これを日本語に直訳すると「私の二つのおっぱい」という意味になります。つまり、女性は日本語に訳すと以下のように叫んでいたのです。

 「私の、おっぱい二つ下さい!」

 はい、違う意味でお医者さんを呼んでもらえますね。

 だから、「あつおん」には気をつけてください、というお話です。

 きゅ。

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ
[PR]
by hiramette | 2009-04-01 06:19 | フランス語

Nanetteちゃんがご専門のコレットさん(右)とジャン・コクトーさんの会話(イメージ)です。
コレット「あー、今日の昼ご飯何食べよかなー」
コクトー「えっ、さっきもう食べましたやん」
b0169024_6455443.jpg


これをフランス語で言いましょう
b0169024_6485111.jpg

Colette '' Qu'est ce que je mange pour ce midi ?''
Cocteau '' Mais, vous avez deja pris votre dejeuner !''

老後は、ボケにだけは気をつけましょうね

クックリお願いします!
人気ブログランキングへ
[PR]
by hiramette | 2009-03-25 06:56 | フランス語