料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

カテゴリ:競馬( 44 )

天皇賞 春

みなさんこんにちは。

5月3日は久しぶりに京都競馬場に行ってきました。日本の競馬は約2年ぶりです。

当日のメインレースはみなさんご存知のように天皇賞・春!ものすごい人の数に圧倒されてしまいました。
8万人も来たそうです。この数は、フランスではありえません。ここがのどかなフランス競馬との決定的な違いです。

当日は主にパドックでお馬さんたちの様子を観察。フランスの馬に比べて、きれいに体を磨かれていて、大事に扱われている印象がありますね。あと、メンコとかブリンカーもいろんな色や形があって面白いです。フランスではG1級の馬が、このような馬具をつけることは稀です。

あと決定的に違うのが出走する馬の数。ハンティキャップ戦ならともかく、G1で18頭も出走することはまずありません。いいとこ10頭前後です。位置取りや展開の読みが難しいなと思いました。

今日はパドックの写真を何枚かご紹介します。

一番人気に推されていたアサクサキングスちゃん。僕もこの馬できまりだと思っていましたが、残念でしたね。

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モンテクリスエスちゃんも馬群に沈みました。それにしてもなぜここまで人気がでたのかわかりません。騎手がYT(以下焼き鳥さんと省略)さんだからでしょうか?

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こちら3着に健闘したドリームジャーニー。小さいのにがんばりやさんです。3200メートルは決して楽じゃないはずなのに、見事こなしてくれました。体調さえ問題なければ、宝塚記念もきっといい成績を残してくれるでしょう。

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その他のお馬ちゃんのパドックでの様子です。

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そして、見事勝ったマイネルキッツちゃん。

日経賞がアルナスラインちゃんの2着だったので、ありえなくはないとは思いましたが、それにしても荒れますね春天。

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気づいたフランス競馬との相違点は主に2つ。

ひとつは、戦術。フランスは必ずゆっくりスタートでダンゴになって進んでいくけど、日本はスタートから先行馬を追い出し、ポジション取りがはっきりしていると思いました。スタート直後に鞭なんて絶対使いませんからね。フランスでは。

あと、もうひとつは芝の質。乾いてて硬そうでした。フランスの芝はもっと葉が太く、長く、土も柔らかいです。スピードは出ないけれど、パワーが必要です。あと、馬の足にそんなに激しい負担がかからなさそう。日本の競馬場は、内側がかなり荒れているんじゃないかと思いました。

ターフヴィジョンで新潟競馬場の様子を見ましたが、テレビで見ても相当荒れているのがわかりました。気候環境が違うけれど、やはり芝の管理は大事ですね。馬の怪我だけは見たくありません。

今週の土曜日は京都新聞杯です。ちょうど京都に行く用事があるので、ちらっと見に行くかもしれません。

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by hiramette | 2009-05-05 07:43 | 競馬
皆様ご無沙汰でしたね。お久しぶりのF氏です。今日は今週月曜日のロンシャン競馬場の様子をご紹介
競馬場近くの桜も満開です。
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せっかくだからアップでどうぞ。

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パリの都心からバスで20分ぐらいなのにこの風景。やっぱり自然は良いですね。

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こちらロンシャン競馬場の名物の風車です。9月一週目の日曜日は1600メートルのG1ムーランドロンシャン賞
で有名ですね。

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てんとう虫もいました。なぜか四角いです。

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こちらSuave Danserちゃん91年のダービー&凱旋門賞馬です。

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パドックです。春らしくなったでしょ?

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この日、我が友ガロリーニ調教師はスミヨン騎乗エキセントリックちゃんで勝負!

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二番人気だったけど6着でした。でも良い末脚をつかってきっちりとったので、次は期待できます。

誘導馬のお姉さんです。頼んだら撫でさせてくれますよ。

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オリビエはこの日メインのBレースを勝利。単勝17倍でした!素晴らしい騎乗でした。

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今日のルメさんです。いつもにこにこ。「がんばってね」と言うと日本語で「有難うございます」と微笑んでくれました。

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ロンシャンの芝生は広いですね!気持ち良い!

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帰りは競馬場近くの僕が最も好きなレストラン。グランドカスカードを撮影。現在ミシュランガイドブックで1つ星です。コースはワイン、コーヒーもついて85ユーロ。雰囲気が素晴らしいです。

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メインダイニングを近くから撮影。

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「グランドカスカード」は「大きな滝」と言う意味です。実際レストランのすぐ側には滝があります。

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この日は天気も良く、のんびりできた素晴らしい一日でした。このゆったりした雰囲気はフランスならではです。

最後に次の日の競馬新聞から。どこからか飼い犬が競馬場に迷い込んで、レースが遅れました。ほら、のんびりしてるでしょ。

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by hiramette | 2009-04-25 07:04 | 競馬

4月13日は復活祭の月曜日、ペネロペ賞(G3)に行ってきました。フランスではペネロップと発音しますが、これはギリシャ神話の、オヂュッセウスの奥さんです。トロイア戦争で夫が出征中に言い寄るものを退け、20年間弧独に暮らし夫と再会したという、貞淑な方です。競馬の方は特にそれとは関係なく3歳女の子2000メートルのレース。

 サンクルーもすっかり春です。

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相変わらず直線が綺麗です。

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サンクルーはロンシャンより和やかな感じ。調教師さんや騎手さんをそのへんで見かけることもしばしばです。

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こちらエリ・ルルーシュ調教師(右)。青い勝負服でお馴染みのヴィルデンシュタインさんの馬を主に調教されています。

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ダヴィ・ボニア騎手です。日本に来ていた時もあるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。去年はマルシャンドールなどの名馬と共に大活躍の一年でした。

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パドックも綺麗。
馬も嬉しそう?
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残念ながら、オリビエ騎乗のプリュマニアちゃんは休養空けで2着でした。
でもしっかり走っていたので次は大丈夫です!

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オリビエは12日のフォンテーヌブロー賞で見事勝ったため、シルバーフロストちゃんと一面に!

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応援してる方としてはとっても嬉しい日ですね!

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ちなみに、フランスの競馬新聞は色々ありますが、一番有名で情報が詳しいのは『パリ・テュルフ』PARIS TURFといいます。競馬に行かれる方はお買い求めください。1ユーロ40で、日本円にして200円弱です。

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by hiramette | 2009-04-19 08:47 | 競馬
 みなさん、こんにちは!いつも通り空元気のF氏です!

 本日コチラは復活祭の日曜日。競馬場にもあやしい鳥がたくさん現れました
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 かわいくねー。

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 子供「ママ、うしろになんかおるよ」
 母「(間髪入れずに)みたらあかん、石になるで」
 酉「後ろからついていくから、ドラクエごっこしようや、あそんでーや。」

 はい、あくまで想像上の会話です。 

 ゲームコーナもあって、競馬をゲームで楽しめます。これはディマンシュ・オ・ギャロ中はずっとやってます。

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特設カフェもできてました。日曜の昼にこんなところでカフェもちょっとおしゃれです。

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騎手の服を着て記念撮影もできます。

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さて、競馬の方ですが、今日は3つのG3がある大事な日。すべて3歳のレースです。

 その前に誘導馬とお姉さんで一休み。
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 まずは3歳女の子の1600メートル、グロット賞。
 先週に引き続き、ルジェ調教師、ルメさん騎乗のタマジルトちゃんが勝ち!

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ぼくが応援してた、イヴ・ド・ニコライ厩舎のソヌヴァちゃんは残念ながら2着でした。この子は素晴らしい馬体のつやを持った、超美人ちゃん。ちょっと雰囲気がシーザリオちゃんっぽいです。

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 ルメさんドアップ。これは元フランス代表サッカー選手ロベール・ピレスさん所有のタンガスピードちゃん騎乗時のもの。ピレスさんも一度だけ握手してもらったことがありますが、実に感じのいいかっこいい人でした。

 
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 2発目のG3は待ちに待った、シルバーフロストちゃんとオリビエのコンビ!見事勝ちました!次は間違いなく、プール・エッセー・デ・プーラン(5月10日の3歳牡1600メートルのG1)でしょう。オリビエ、おめでとう!

 
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 3つ目のG3は、エリ・ルルーシュ厩舎、クラステュス騎乗のオネビヤン(on est bien 「いい感じ」)ちゃんが勝ち。見事な差しが決まり、ダービー候補が新たに誕生です。

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最後に、ロンシャン競馬場の直線です。500メートルはあります。この最後の直線が、やっぱり僕は一番好きかな。荘厳な感じがしますね。本当に美しい競馬場です。いつか、凱旋門賞を勝ってくれる日本の馬が出ることを期待しています。

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 明日はサンクルー競馬場で、3歳女の子のペネロペ賞(G3)です!

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by hiramette | 2009-04-13 07:47 | 競馬

フランス競馬ファンのみなさん、こんにちは!阪神競馬場では桜花賞が開催されましたが、パリも春競馬真っ盛りを迎えつつあります。先週はNanetteちゃんのお誕生日もあったので、なかなかご紹介できませんでしたが、今回は一挙2回に渡ってフランス競馬の模様をお伝えします。とはいえ、僕は賭け事としての競馬というより、好きなおうまちゃんを応援する立場で見ているので、多少の偏りはあると思いますが、その点はご了承くださいね。

 まずは、先週日曜日の4月5日の模様から。3月から始まったディマンシュ・オ・ギャロ(入場無料の日曜競馬)はまだまだ続きます。この日もキャンペーン中で、ポニーに乗っているたくさんの子供に会いました。もちろんこれも無料です。

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この日はフランスのプロラグビーリーグがスポンサー。ということでこんなポスターでした。

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ロンシャンにはメリーゴーランドもあります。かわいいでしょ?

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さて、本題の競馬ですが、まずはG2のアルクール賞(Prix d'Harcourt)から。古馬2000メートルのレースで4月26日のG1ガネー賞の前哨戦です。オリビエはヴェルテメール兄弟所有、アンドレ・ファーブル調教師のプロスペクト・ウェルズちゃんで勝負。この子は去年7月14日のパリ大賞で2着した、能力のある子だけど、気難しくて非常に乗りにくい子です。勝手に先に行きたがったりして、オリビエもいつも苦労してます。ということで今回初メガネ。ブリンカー着用です。通常350度もある馬の視界を狭めて、能力をあげるためのもの。

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 ところが、おばかちゃん、またまた道中ごねまくって無駄な力を使い、直線で伸びずに大負け。勝ったのは前走のエグジュブリー賞で負け、初めてオーストラリアンブリンカーをつけてのぞんだ伏兵トランコちゃんでした。最後は本当に良く伸びました。

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このレースは、昨年のフランスダービー覇者、ヴィジョン・デタちゃんも登場。3着でしたが、休養あけなので、まあまあの滑り出しではないでしょうか。次はガネー賞にくるでしょう。

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次の重賞はノアイユ賞。3歳2100メートルのG2で今年のダービーを占う意味で重要な一戦。

見事ルメさん騎乗のGrandcampちゃんが勝ちました。久々の勝利だったので、嬉しかったです。あとでおめでとうと声をかけると、笑顔で答えてくれました。

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最後の大きなレースはリステッド(オープン)のファンランド賞(ファンランドはフィンランドのことです)。オリビエは僕の大好きなアナ・アメリカーナちゃんに再び騎乗。去年の夏ドーヴィルで乗って以来かな?そのときも生で見ましたが、見事な勝ちっぷりでした。

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 今回は2着でしたが、それでも次につながる良い競馬でした。

 次回は4月12日の模様をお伝えします。

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by hiramette | 2009-04-13 07:11 | 競馬

F氏のたからもの

 みなさんおはようさんです、ってそちらはもう夜ですね。朝から元気なF氏です。
 本日は僕のもってる、競馬関係のお宝を一挙公開させて下さい。実際のたからものはNanetteちゃんですが、そんなことを言うとみんなにシバかれますのでね←もう言うてる。

 さてさて、まずは僕が一生の宝だと思っているオリビエ・ペリエ騎手の騎乗ズボンです!

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 オリビエはいつも応援しにいっていますが、去年の六月頃、急にプレゼントあげるよ、といわれサンクルー競馬場の出口で待っていたら、なんとさっきまで騎乗で使っていたズボンをくれました。だから、少し土などの汚れもついています。涙が出る程うれしかったです。その日はちょうどフランスオークス、ディアーヌ賞の次の週あたりで、快晴続きの週でした。あまりに気持ちよかったので、サンクルーからパリまで1時間半ぐらいかけて歩いて帰った記憶があります。 

 続いては、オリビエ・ペリエ騎手がくれた自著『野望あり〼』

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 フランスにいたから気付いていなかったんですが、ある日「本を書いたからあげるよ」といわれ、以前に出版した対談集のことかと思っていたら、この本をいただきました。彼の競馬哲学はもとより、馬の見方や、名馬との思い出も記した興味深い本です。ご興味があれば、みなさんも是非読んでみて下さいね!

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ちゃんとサインもしてもらいましたよ!

 続いてはクリストフ・スミヨン騎手のゴーグルです。これはパリ大賞の前哨戦であるG3のリス賞をモンマルトルちゃんで勝ったときのものです。葦毛のすばらしい子でしたが、おけがされたようで、繁殖入りにしてしまいました。ザルカヴァちゃんの次はこの子が有力だったので、残念です。
 ほらちゃんと''SOUMI''とサインもしてあるでしょ。

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ちなみにフランス語で''soumis(sをつける)''と「従順な」という意味ですが、スミ公はまさにその逆。彼も本を出版していますがその題名も''soumis''の反対の『insoumis(反抗的騎手)』。良い題名です。今後も人にも馬にも反抗しまくって、素晴らしい騎乗を見せつけてもらいたいものです。スミ公は常に強気で居てくれないと。あんまり勝たないときなど、思わず逆に応援してしまっている自分に気付今日このごろです。

 こちら、モンマルトルちゃんに乗って、リス賞を取った直後のスミヨン騎手。この新聞記事でしているゴーグルが、僕がまさに先ほど写真でお見せしたものです。
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 最後は日本でもお馴染みのルメさんから、昨年の「日仏交流150周年記念賞」を勝ったあとの賞品として彼がもらった1・5リットルの特大シャンパーニュを、ルメさん公認ファンでいらっしゃる玄米茶さんを経由して頂きました。ありがとうございます。博士論文完成の際には、開けさせて頂こうと思っています。

 
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 それでは今からロンシャン競馬場に直行です!

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by hiramette | 2009-04-05 19:29 | 競馬

毎度です。日本の旅館サイトを見て、郷愁の想いに浸りつつ、酒をちびちび飲むF氏です。

 ズルしてもまじめにも生きていける気がしたF氏です(スピッツさんごめんなさい)。

 さて今回は、そんな哀愁漂う内心とは裏腹に、フランス競馬の馬券の種類と、買い方についてご説明。旅館の窓際から馬券なんて世知辛いですが、万一あたれば旅行なんてのも、可能になりうる訳で、まあご参考にして下されば幸いなのでございます。

 まずはパスキエ騎手の画像をご覧下さい。(馬券とは何の関係もなし)
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馬券を買う前に、フランス語の数字から。フランス競馬は最大で20頭出ますので、20まで覚えていれば、完璧です!
1 un アン
2 deux ドゥー
3 trois トロワ
4 quatre キャットル
5 cinq サンク
6 six シス
7 sept セット
8 huit ユィット 
9 neuf ヌフ
10 dix ディス
11 onze オンズ
12 douze ドゥーズ
13 treize トレーズ
14 quatorze キャトーズ
15 quinze キャンズ
16 seize セーズ
17 dix-sept ディセット
18 dix-huit ディジュイット
19 dix-neuf ディズヌフ
20 vingt ヴァン

 一見ややこしいように思われるかも知れませんが、覚えちまえばどってことないです。フランス語を始めた頃はよくフランス語で数字を数えながら、お風呂に入ったもんです。ときどき出てこられなくなる日も御座いましたが、今ではそういった日々が懐かしく感じられるので御座います。

フランスの馬券の種類
 さて、数字を確認したところで、馬券の種類です。
①単勝:サンプル・ガニョン(simple gagnant)
競馬はこれがないと始まりませんね。勝つ馬を当てる、これが競馬の基本です。サンプル・ガニョンは日本で言う単勝です。「三番単勝で」という場合、「サンプル・ガニョン ニュメロ ・トロワ」で十分に通じます。

②複勝:サンプル・プラッセ(simple place)
勝ちそうじゃないけど、3着までにはくるだろう、そんなときプラッセは便利です。日本の競馬では110円とか、ほとんどつかないのが当たり前ですが、フランスは結構2倍ぐらい着くことがおおいです。初心者の方にはお勧めです。

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③馬連:クップレ・ガニョン(couple gagnant)
日本で言う馬連にあたるものです。つまり、一着二着に入るであろう2頭の馬を選びそれが来たらあたり、着順は問われないので、例えば3−4を買ったら、結果が3−4は勿論のこと、4−3でも当たりです。日本では結構あたりやすい感覚がありますが、フランスは馬体重も発表しないし、追い切りタイムもわかりません。結構荒れることが多いので、当てるのは結構難しいです。

④ワイド :クップレ・プラッセ(couple place)
馬を二頭選び、その二頭が3着以内に入れば当たり。着順は関係ありません。日本で言うワイド。これが、フランスでは最も一般的ではないでしょうか。

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⑤トリオ(trio)
日本で言う三連複です。言うまでもなく当てるのは至難の技!

⑥ティエルセ(tierce)
三連単。おお難し!ただし、フランスでは、着順がずれても一応当たりにしてくれます。ただ、3連複で買う方がずっと配当がつきます。

⑦キャルテ(quarte)
四連単。無茶です。一日一レースでしか賭けられません。

⑧カンテ(quinte)
宝くじです。誰がこんなアホな馬券考えたんでしょうか。もちろん当たればうん百万はもちろん、億も夢ではありません。

⑨ドゥー・シュール・キャットル
 これは、フランスならではの馬券で、4着以内に入る馬を二頭選びます。1日8レース程あるうちの、2レースが対象になります。配当はよほどの人気薄が来ない限り、高くはありませんが、当たり易いのも確かです。

⑩ミュルチ
 4着以内に入る馬を選ぶもので、4、5、6、7頭の買い方があります。即ちミュルチ4の場合、4着までに入るのに4頭しか選ばないので配当は高くなりますが当たる可能性は低くなります。一方、ミュルチ7は7頭選んだうちの4頭が四着以内にくるといいので、当たり易いですが、配当は低くなります。

掛け金
 原則として競馬場では2ユーロ、場外馬券場では1・5ユーロからで、ドゥー・シュール・キャットルとミュルチは3ユーロからです。

 最後に、オッズ画面の味方をお教えしましょう。下の画面をご覧下さい。

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 この表の縦は馬番を表し横の左の欄の数字は当日朝のオッズ、右は今のオッズをしめしています。極端に朝と今のオッズに差がある場合は注意した方が良いでしょう。

 最後にひとつ言っておくと、フランスには枠連がありません。だから、帽子の色を区別する必要がなく、馬主の指定した色になります。その方がトータルコーディネートできるので、おしゃれに見えます。フランスの競馬場は広く、またゆっくりスタートなので、日本ほどは枠による有利不利が生じにくいのかも知れません。無論、そうでないコースもあり、典型的なのはロンシャン1600メートル。かなり内枠有利で、騎手はみんなこのコースが嫌いらしいです。ドミニック・ブフ騎手がそうおっしゃってました。

 ということで、あまり散財なさらない程度に、フランス競馬をお楽しみください。

ほ。

 明日はロンシャン開幕です。勿論行って来ます!

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by hiramette | 2009-04-02 08:29 | 競馬
予告通り、本日はサンクルー競馬場に行って来ました。3月最後の開催で、メインはマイルG3のエドモンブラン賞。1921年に創設された由緒ある賞です。胸が高鳴ります。

 今日はディマンシュ・オ・ギャロ(競馬の日曜日)というイベントで、入場料タダ!結構お客さんも入っています。
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こちら、本日のレーシングプログラム。ただのA4の紙一枚です。
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改めて騎手紹介。こちらベテラン騎手でリーディング一位に4度も輝いたことのある、ドミニック・ブフ選手。騎手というより選手と言いたくなるのは僕だけでしょうか。プロ意識が高く、他の騎手からも尊敬される存在です。スローガンは「走ってね、付き合い長いね、おんまちゃん」です。
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こちら2007年のリーディングジョッキー、パキートことステファヌ・パスキエ騎手。フランスのF田S二騎手のようなもので、要は不良ちゃん。でも長年努力して一位に輝いたのは素晴らしい。スローガンは「走らねば、努力したろか、おんまちゃん」です。
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本日のメインレースはG3ですが、その前にあった3歳オープンの競争。クラシックを占う意味で重要なレースです。オリビエはヴェルテメール兄弟(シャネルのオーナーさんです)所有のアリバーちゃんで勝負。
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なんと、見事勝ってしまいました。小さいコンピエーニュ競馬場で、あまり着差なしで勝ったばかりだったのでちょっと驚きました。おめでとう、オリビエ!

 その次の第5レースはメインのG3エドモン・ブラン賞です。この人は、サンクルー競馬場を創設したおっちゃんらしいです。おっちゃん、ありがとう(タメ口)。先日予告したパリッシュさんのJAPANちゃんを撮影。残念ながら7着でしたが、よく頑張りました。
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 そしてコチラが見事にかった、グリ・ド・グリちゃん。グレー中のグレーという意味で要は芦毛ちゃんです。グリ。
ザルカヴァちゃんを調教していた、アラン・ド・ロワイエヂュプレ調教師の愛馬です。見事な勝ちっぷりでした。5月1日同じ競馬場、同じ距離で行われるG2、ミュゲ賞の1番人気は間違いないでしょう。
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 最終レースは、日本でお馴染みのルメさんの馬が一番人気に。一生懸命応援しましたが、あえなく2着でした。残念ですが、次こそは勝利を期待しましょう!ルメさんは、前の方で競馬をさせたら、素晴らしく上手いです。あと、鞭の使い方は誰よりも美しい。風車ムチカッコいいです。何度か話す機会がありましたが、親切で気さくな好青年でした。皆さんも見たら声をかけてみてください。きっと快く返事してくれますよ。
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 今日は日曜なので結構出店もでてました。コチラはクレープ屋さん。美味しそうだけど節約して、帰ってから豚肉をオーブンで焼いて、Nanetteちゃんと食べました。うまうま。

 おやじギャグですいません。
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by hiramette | 2009-03-30 06:40 | 競馬

フランス競馬の基礎知識

 今日は簡単にフランス競馬の基礎知識をご紹介。

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 ①組織
 フランス競馬には2つの組織があります。フランスギャロ(ギャロとはギャロップの意味)は平地、障害のレースを管轄する組織です。もう一つはシュバル・フランセ(シュバルはフランス語で馬の意味)です。こちらはTrot(トロ)と言って、速歩のレースを管轄する組織です。速歩とは、馬がギャロップ、つまり走ってはいけないレースのこと。人間で言うところの競歩みたいなもんです。馬車のようなものに乗ってするレース、アトレと馬に乗ってするレース、モンテに分かれます。僕は正直こちらの方にはあまり興味がありません。

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②競馬場
  パリ近郊では有名なのが、まず平地のロンシャン競馬場、障害のオトゥイユ競馬場で共にパリの西、ブーローニュの森近くにあります。それに速歩専門の競馬場ヴァンセンヌ競馬場。こちらはパリの西のヴァンセンヌ競馬場にあります。このほか、平地の競馬場として有名な競馬場がパリ近郊には結構あります。まずはなんといってもジョッケクラブ賞(フランス・ダービー)、ディアーヌ賞(フランス・オークス)が行われるシャンティイー競馬場が有名。フランス語で生クリームのホイップのことをシャンティイーと言いますが、それもこの名に由来します。
あとはあのエルコンドルパサーが制したサンクルー大賞のあるサンクルー競馬場。そのほか2000メートルの直線で有名なメゾンラフィット競馬場、こじんまりしていてかわいいフォンテーヌブロー競馬場や、コンピエーヌ競馬場などがあります。


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③レース
  フランスのレースの仕組みはまあまあややこしいです。まずは賞金によってA〜Gまでに格付けされたレースがあります。Gは小さいレースでパリ近郊ではほとんどありません。通常新馬戦はFレースでここを勝ち上がると、徐々にレベルを上げていきます。普通Fを勝つとDあるいは自信ありの場合はBレースに行くパターンが多くこれが準オープンクラスです。
 ちなみに新馬で勝てない子や、こりゃもうあきませんという子は、ハンディキャップ路線に進みます。大ハンディキャップは、フランスで一番盛り上がる一日一度の5連単が賭けられるレース(カンテ・プリュス)になります。ちなみにハンディキャップでも勝てない子ちゃんたちはレクラメ・レース(レクラメは要求するという意味)と言って、気に入ったお馬ちゃんがその場で買える、一番レベルの低いレースに出ます。ただし注意。3歳のレクラメちゃんが後にG1で活躍することもあります。それが競馬のわからんところです。
 さてさて、Bレースを勝ったエリートちゃんは今度はリステッドレース(略号L)と呼ばれるオープン競走に出ます。更にそれで勝つあるいは上位に来たりしたら、次はG3、G2と上がっていって、最後に最高峰のG1があります。フランスでGは「グレード」ではなく「グループ」といいます。G1はグループ・アンです。

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④頻度とレースの数
 フランス競馬は速歩が冬中心、ギャロップが春、秋中心です。レースは平日でも毎日しています。大きいレースは週末特に日曜がほとんど。一回の開催につき7から9レースぐらいあって、昼過ぎに始まり、夕方6時頃には終わります。メインレースは4レース目とか5レース目ということが多いかな。つまり真ん中あたりです。

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⑤有名な賞
 なんと言ってもまずは10月第一週の日曜日に行われる凱旋門賞でしょう。あと大きい賞としては、6月頭のフランスダービージョッケクラブ賞や、一年で最も華やかなレース、ディアーヌ賞でしょうか。サンクルーのサンクルー大賞も有名で、日本で言うところの宝塚記念といったところ。そして、7月14日の革命記念日には3歳2400メートルのパリ大賞がロンシャン競馬場で行われます。その後花火もあって、とても楽しい一日です。その後は、フランス北部のノルマンディー地方にあるドーヴィルで夏開催がありますが、そこで行われる最も大きいG1レース、ジャック・ル・マロワ賞はユタカさんも勝っています。G1は1年に30足らずぐらいあります。今後ある度に紹介していきますんで、ご興味のある方はチェックして下さいね。

 今日はこのぐらいにしときましょうか。あしたまたサンクルーの模様をお伝えします。

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by hiramette | 2009-03-29 09:19 | 競馬
パリは結構さむいどす。どんより曇りどす。
みなさん、いかがおすごしでしょうか。

日本時間では深夜だったと思いますが、本日はドバイワールドカップが行われましたね。

デューティーフリーに出たウォッカちゃんは7着、カジノドライブちゃんも大敗。バンブーエールちゃんは頑張りましたがそれでも4着。今年は残念な結果でした。

 フランス勢も、今年はあまりいい成績ではありませんでした。

 スプリント最強のマルシャンドールちゃん(黄金商人という意味です)はダートがいやいやとおっしゃって、鞍上のボニヤ騎手は、半ばで追うのを辞めてしまいました。きゅ。

 オリビエのドクターディノちゃんは、事前に状態がいいことをきいていましたが、残念ながら7着でした。
でも香港で立派に二連覇したのだから、立派なものです。今年は緒戦だったわけだし、次に期待しましょう。

 明日はサンクルーでG3のエドモンブラン賞があります。また出張してきます。出馬表をみるとオリビエ、ルメさんの名が。そう、パリの方がドバイより数時間遅いので、明日のレースにも乗れるんです。今飛行機のなかで、超ハードスケジュールですが、明日2人の元気な姿を応援に行きたいと思います。

 ちなみに明日はディマンシュ・オ・ギャロといって、入場料がタダの日曜日です。場外馬券場が多くなり過ぎて、競馬場に来る人が少なくなったからか、競馬場来場者を増やそうとフランス・ギャロが始めた企画です。
子供さんがタダでポニーに乗れたり、いっぱい出店が出たり。5月の半ばまでは毎日曜日はタダなのです。

 そして、4月からはいよいよ舞台が聖地ロンシャン競馬場へ。パリの春競馬もいよいよという感じです。

 明日は騎手紹介の続きに、フランス競馬の簡単なしくみなどについて書きたいと思います。またご覧下さいね。


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by hiramette | 2009-03-29 07:10 | 競馬