料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

カテゴリ:日常( 18 )

お久し振りです!

 こんにちは!論文が忙しくなかなか更新ができませんでしたが、ニース旅行やお食事会等ではNanetteちゃんのブログに登場しているF氏です。今更言うのも驚かれるでしょうが、家にはネットがありません。以前はいろんな所から更新していましたが、最近は家にいることが多いです。後一か月でまた競馬も始まりますので、早く暖かくなってほしいです。今日なんてマイナス5度ぐらいあったんじゃないでしょうか?お返事できなかった皆様方誠に申し訳ございません。F氏はちゃんと生きているのでご心配なく!
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by hiramette | 2010-02-14 09:32 | 日常

祝!一万人突破!

本日正午にたまたまブログを開いてみたら、このページに来て頂いた方がちょうど一万人になっていました!
本当にありがとうございます。ここまで続けてこられたのも、本当にたくさんの励ましの言葉を頂いたからです。
これからもパリの話題、競馬の話題等いろいろお伝えしていければと思います。こんな話をしてほしいとか、こんな情報が知りたいとか、もしございましたらどんどんお寄せください。
どうか、これからも『やたらと明るいけど、私は空元気です。』をよろしくお願い致します。

F氏

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by hiramette | 2009-10-12 19:04 | 日常

シャトレのラストダンス


パリの地下には、いろんなアーティストがいます。ヴァイオリンを片手にクラシック音楽を奏でる人、アコーディオンを弾きながらパリに染み付いたシャンソンを歌う人、アコースティックギターを片手に、センチメンタルな歌を歌う人。正式には地下鉄を運営するRATP(パリ交通公団)のオーディションを受け、許可をもらって演奏しているそうです。

その中に、一人のドラマーがいます。毎晩シャトレ駅のRERのホームにいます。ドラマーと言えば聞こえはいいけど、本当は割り箸のような棒と、古いCDラジカセを持っただけのおじさん。顔は黒く、髪は伸ばしっぱなしです。地下鉄の待合のベンチが太鼓代わり。両腿にCDラジカセを挟んで、民俗音楽を奏でながら、ひたすら棒でリズムを刻み続けます。おそらく無許可でやっています。でもそれが、彼の立派な自己表現なのです。

金儲けでやっていると言うよりは、むしろ好きでやっているみたい。他人が興味を持とうが、無視しようがリズムを刻み続けます。どうやって生計を立てているのかわからないけれど、毎晩この時間になると、同じシャトレのホームにやってきて、音楽をかけながら、プラスチックの椅子の太鼓を叩くのが日課なのです。

今夜も、僕は帰り道、いつものようにリズムを刻むこのおじさんを見かけました。
すると、そこに地下鉄から降りた二人の若い女の子。どうやら旅行者のようです。おじさんのドラムのリズムに合わせながら、小さく腰をくねらせリズムを取り、一心不乱に棒を叩く男に少しずつ近づくと、素直な笑顔で尋ねました。

「おじさん、レゲエの曲はないの?」

「いや、このカセットしかないんだよ」

「おじさんはどこから来た人なの」

「モーリシャスだよ。君は?」

「あたしたちイタリア。大学で歴史勉強してるの。いまはバカンス」

「そうかい」

「おじさん、その曲でいいから、ドラム叩いてよ。踊るから」

そのことばを聞くと、おじさんは少しボリュームを上げて、少し、お国自慢をするかのようにモーリシャスの音楽を奏でながら、顔を縦に振り、両手に持った棒を鮮やかに叩き始めました。

二人の若い女は、おじさんの顔を見て笑いながら、腰をくねらせ、手でリズムを取り、時には回転しながら踊ります。真夏に咲く花のようです。地下の重い匂いや、薄暗い空気がかき回されて、そこは少しのあいだ、観客のいないダンスホールになります。

0時19分、音楽を打ち消すかのように、RERがやって来ました。サンジェルマン・アンレー行き。終電から数えて2番目です。僕は彼女たちの様子を眺めながら、それに乗り込みました。女の子たちは、おじさんにありがとう、とお礼を言い握手をして、僕と同じ車両に乗ります。ラストダンスを終えた女の子2人と、片手ずつで握手したおじさんは、電車に乗る女の子を見ながらCDラジカセのボリュームをさらに上げました。そして、その音楽が列車に乗った彼女たちに届くように、右手左手を機敏に、力強く動かしました。

電車は動き始めます。女の子たちは手を振ります。おじさんは、笑いながら棒を振ります。こうして、ほんの2分間の出会いが、永遠の別れになります。

けれども、おじさんはきっとあの屈託のない、女の子の手のぬくもりを忘れることはないでしょう。そしてまた女の子たちは、自分の国に帰って、いつか重い地下の空気を、埃が舞うのを感じるとき、ふとあのモーリシャスからきた、おじさんのことを思い出して、微笑むのでしょう。

太鼓のリズムが、より躍動感に満ちて聞こえたのは、きっと僕の気のせいではありません。今日に別れを告げるたった2分のラストダンスが、ほんの瞬間の、しかしくっきりとした記憶になって、きっといつの日か未来の彼らを少しだけ支えるのかもしれません。

おじさんは、明日も2人の女の子のダンスを思い出しながら、駅の構内で時を刻み続けます。ベンチの椅子を太鼓代わりに。

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by hiramette | 2009-08-13 05:34 | 日常
急に暑くなったかと思えば、またすぐに寒くなって、過ごしにくいったらありゃしないパリの今日この頃。

先日、暑い日、シャルルドゴールエトワールの駅で、所謂半ケツ状態の女性を発見。暑いからかものすごい薄着をしていて、ズボンからパンツの一部がはみ出しているのです。しかも、俗にいうTバックを穿いている女性。ショッキングピンクの線が見えていて、目のやり場に困っていました。

すると、後ろから来た別のお姉さん。

「あら、あなたパンツ見えてるわよ」

と指摘。まるで、「ハンカチ落ちましたよ」ぐらいの、さらっとしたノリで。
慌てるでもなく、あっそう、という感じでズボンを上げるおねえさん。別に見えてたことも気にしてなかったよう。

しかし、全然見知らぬ人にパンツ見えてますよ。と指摘するのってなんかすごい。日本なら普通分かっていても黙っているところ。すげ。

それにしても、フランスはTバック率が高いようです。以前友人が言っていました。

「いやー、大学に行きまして、隣の女性がしゃがんだんですが、そのときジーパンのあいだから、Tバックが見えたんです。僕は衝撃を受けました。だって、全然おしゃれじゃなくて、Tシャツに安いジーパンを穿いている、メガネをかけた真面目そうな女の人ですよ。Tバックですよ。」

そんなのは紋付袴でスケボーをするのと同じぐらい不釣り合いだと言いたげでした。「私脱いだらすごいんです」を実行に移したいのでしょうか?それとも、フランスでは生地の少ないパンツを身に着けるのが、習慣化しているのでしょうか?

あと、どうでもいいけど、何でフランス人の女の人はあんなに声が低いんでしょうか?

誰か教えて下さい。

きゃきゃ

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by hiramette | 2009-08-10 02:59 | 日常

お姉さん脱構築

しつこくブログ更新するF氏です。といってもこれは追記。

さっきNanetteちゃんとお話して、「お兄さん脱構築」の話をしたら、あー私なんか昔の話おもいだしたわ、とのこと。

なんでも、昔京都の嵯峨野に小洒落たカフェがあって人気があったらしいのですが、そこのランチメニューの名前が、「お父さんセット」、「お母さんセット」、「お兄さんセット」、「お姉さんセット」だったのだそうです。

「お父さんセット」はボリュームあり、「お姉さんセット」はライトミールというコンセプトはわからないでもありませんが、すこぶる空腹なお姉さんが「お父さんセット」食いたいときもあるがなこのタコ(暴言失礼)、という話なのです。頼みにくいったらありゃしません。しかも、この店つぶれてしまったそうです。まあもちろん、ランチメニューのネーミングのせいだけではないでしょうが・・・。

友人なんかに聞くと、やはり女性一人で牛丼の吉野家には入りにくいそう。まして「兄ちゃん、特盛つゆだくねぎだく!」なんてとってもいいにくい。

そこで、「牛丼おいしいのにな」と考える諸姉も、思い切って「お姉さん脱構築」してみましょう。そしてこぞって牛丼特盛を夜中に食べましょう。ジェンダーの解体を促すことによって、すべての人々に自由を、とかなんとかちょっとこ難しい表現で幻惑しつつ、わーい仲間だ仲間だ、と勝手に味方を増やしてみたF氏なのでした。

みけけ。

牛丼をあえて頼まず、牛皿とごはんを頼むのもありかも、だってそのほうがおかず1品増えた感じがするもん、の1クックリお願いします♪
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PS・またまたこの美しい写真は、友人Kさんにいただいたものです。夕暮れのヴェネチアです。Kさん度々すいません♪
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by hiramette | 2009-08-01 00:48 | 日常

お兄さん脱構築

ヴぁかんすで、8月にイタリーのヴェネチアやフィレンツェにでも行ったろかしらんと思って、休憩がてらいろんなサイトを見て回りつつ、想像に耽っているF氏です。

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ある日、駅の売店で雑誌を見ていると、夏だからかバカンス特集みたいなのがいっぱいありまして、ほほう楽しそうやないか、こら一冊買うたろかなと思ったのでございます。ところが、いいなと思った雑誌にかぎって、なぜか女性誌。 « Femme actuelle »「現代女性」とか、« Figaro madame»「フィガロ・マダム」とかいう名前なのです。うーむ、男のF氏としては買いにくい。狭い店内をうろちょろと徘徊した挙句、結局何も買わずに地下鉄に乗ったのでした。

いつも書いていることですが、僕の趣味は料理をすることです。でも、プロの料理人でないから、基本がしっかりしているわけではなく、本なんかをみて参考にします。ところが、そういうのも大体女性誌で、 女性読者を意識したピンクっぽい装丁だと、ちょっと買いにくいのです。自分が何をしようが他人の目が気にならなくなればええんやね、実際フランス人なんて好き放題やっとるから、と思うけど日本人はどーも「恥ずかしい」という意識が他の国民よりも強いようです。

でもね、自分の人生好きなことをやらないかんやん。やんやん、と一念発起。なんでも恥ずかしがらずにやろうと心に誓ったのであります。

これは、ある崇高な思想に基づいた行動です。名付けて「お兄さん脱構築」。ははん。定義は「お兄さんという存在に隠された、矛盾する形而上学を暴き出すための手法」この場合、脱構築された「お兄さん」は、我々が一般的に認識しているお兄さん像を揺るがし、覆すものとして現れるのです。ややこしい言い方をしてるけど、要は大人の男がやらんようなことでも恥ずかしがらずにさせていただきますという単なる宣言。女性誌のバカンス記事や料理特集が読みたいだけです。えへ。それから、一人でチョコレートパフェを食べに行ったり、興味があれば少女漫画も買ったり、かわいいと思えば動物のぬいぐるみも買うたろっと、という思想。あとあわよくば、ええ大人であるにもかかわらず、レストランでのディナー(夕食)時に、お子様ランチ(昼食)も頼んだろ。脱構築しまくりの生活。すげ。

それから、女性誌を買いたいときに、頼まれてもいないのに「いやあ、実は彼女に頼まれて」などと後頭部を掻かないこと。聞かれてもいないのに、見苦しい言い訳はしないのです。つじつまを合わせるために想像の堂々巡りを続けたら、どこかで論理が破綻して、しまいに漫才になります。だから、僕は無意味な作戦は使わずに、黙って女性誌を購入。万が一プレゼントかと聞かれたら自宅用と言います。自分を男というカテゴリーに当てはめて行動を規制しないことが、ストレスを溜めないコツ。その結果、目の前のチョコレートパフェや女性誌の料理特集に集中し、ぬいぐるみを愛でることができるのであります。

そういえば、高校のとき「あぶらとり紙」にやたらとはまって、おー鼻んところめっちゃとれておもろいやないか、と一人盛り上がっていると、女子高生諸君から奇異な目で見られたこともありました。イチゴ・タワーというイチゴパフェを食べに行ったこともございました。結構先駆的なことやっとったね、と自己擁護。

とまあ、よくもバカンス記事と料理記事を読みたいのに、ここまで自己正当化したもんです。ちなみに「お兄さん脱構築」の親戚で「ケバブ脱構築」というものあります。「ケバブ」に与えられた社会的文脈を廃し、新しい記号的価値を付与するのです。具体的には、「体育会系の男が腹が減っているからケバブを食べる」という文脈を打破するために、胃が痛くて食が細いときに「よっしゃ、ケバブでも食べにいこか」ということ。云々。阿呆ですいません。

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フィレンツェにはドゥォーモがあって、それが『冷静と情熱のあいだ』で出てきたから、Nanetteちゃんは行きたいって言うとったけど、僕がイタリアから帰ってきたら『酩酊と饒舌のあいだ』という小説でも書いたろかしらん。もちろん2部構成でロッソとビアンコ。赤ワインと白ワインについて饒舌に語るのであります。昔、一度フィレンツェにいったことがあるけど、そのときガイドをしてくれた、イタリア在住の日本人の女性が妙に巻き舌だったのが気になりました。

「こちRRRRRRRあをごRRRRRあーんください」

いわゆるイタリア風に言うところの、センプレ・ガンバリッシモというやつです。

今日も支離滅裂な内容のブログお読みただき、ドゥォーモありがとうございます。日曜日は久しぶりにドーヴィルに行ってきます。ブログのカテゴリに「小旅行」という項目を設けたにもかかわらず、一度も行ってなかったので、ここに入れられるわと思案中。その前に明日8月閉店になる、ジルのレストラン「ア・コテ」に行ってこようと思っています。

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PS・今日の素晴らしく美しい写真は、友人Kさんにいただいたものです。ヴェネチアです。Kさん使わせていただき前もってありがとうございます♪
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by hiramette | 2009-07-31 21:45 | 日常
特に積極的に自己紹介をしようと思ったわけではないのですが、F氏には好きなこともあれば嫌いなこともありまして、今日はそれを知っていただこうと過剰に箇条書き(オヤジギャクすいません)してみたいと思います。

F氏の好きなもの、好きなこと

①温泉たまご(フランスにないのが寂しいです。あのだしがおいしいんですよね)

②ウニ(昔北海道の礼文島で食べたうに丼は最高でした)

③寿司(寿司屋でバイトしてたのも、あまりに寿司が好きなので、自分で作れるようになりたかったからです。魚の漢字もずいぶん覚えました。JPちゃんが就職活動をしているとき、クールにがんばれと言う意味で、「鯖々した人間になり鯛(サバサバした人間になりたい)」という言葉を書道風に書いてプレゼントしたことがあります。)

④酒(特にワインと日本酒です。ワインについてはジルのア・コテで修行中)

⑤料理すること

⑥フランス語が理解されなかったり、むしゃくしゃしたとき、電化製品店FNACで日本製の電化製品が数多く並んでいるのを見て、フランス製のそれを比べて「日本のコールド勝ちやん」とつぶやきつつ、がんばっている日本を思い描きながら自分を励ますこと。

⑦休日、玉んこになったパルメザンチーズ粉をつぶすこと。

⑧ミシュランガイドブックを見て、次にNanetteちゃんと行くレストランを探すこと

⑨自分のブログに来ている人数をチェックすること(最近本当にたくさんの方に来ていただき、ありがとうございます。ついこないだ5000人突破記念といていたところなのに、いまもう5500人を超えています。ありがとうございます)

⑩競馬場に行って、走っている馬をみること。オリビエ・ペリエを応援すること。毎朝、図書館にむかう地下鉄、RERの中で、売店で買った2ユーロのエスプレッソ(ダブル)を飲みながら、パリ・チュルフ(フランスの競馬新聞)を読むこと

⑪フランス・ギャロ(日本でいうJRA)のホームページをみること(日曜日はついに、このブログでも紹介したゴールディコヴァちゃんが登場です。一人日帰りでドーヴィルに行ってきます!)

F氏の嫌いなもの、嫌いなこと

①ウップスと言う人(こないだも、シャルル・ドゴール・エトワールの駅で言われました。サザエさんの「ふんがふっふ」並に嫌いです)

②頷くとき、「ンーフン」という人。「はい」なのか「いいえ」なのかはっきりしてね。

③「やきにく」という音(料理の焼肉が嫌いなのではなく、単に音が嫌いなのです)

④夏に薄着の女性をエロい目で見る男を目撃してしまうこと。

⑤偉そうな人

⑥乾物系のつまみ

⑦ラーメンのかんすいの匂い(基本的にラーメンは苦手です)

⑧じめじめしたものに触れること。じめじめした人に縛られること

⑨ひたすら待たされた挙句、結局こっちが必要なものを何にもくれないフランスの役所全般(これは本当にひどいです)

かなり支離滅裂な並べ方でした。すいません。一つぐらい同意していただければ嬉しいのですが・・・、と不安なF氏に同情のクックリお願いします!
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by hiramette | 2009-07-31 19:45 | 日常
 本日はこのブログ、「やたらと明るいけど、私は空元気です」の5000名さまご訪問を祝しまして、いつもよりやたらとたくさんの記事を書かせていただいています。

 昨日はメゾン・ラフィットの様子をお伝えしましたが、その後急にお腹が空き、ご飯をつくってなどいられんぐらいになったので、帰りにポルト・ドルレアンで安い中華料理を食べて帰ることにしました。

 春雨の上に春巻きと、牛肉が載っているベトナム系の料理を食べたのですが、そこに中華系の料理に入れるはずのタケノコが。いや、これは合わんやろ、と思いつつもお腹がすいていたのですっかり平らげてしまったのでございます。

 ところで、そのときタケノコにまつわるお話を思い出しました。ひとりにやにやしていたら周りの客に相当怪しまれてしまいました。

 パリ留学初期からの友人でTさんという方がいます。とても誠実で優しい方で僕は大変尊敬しています。そんな彼とのエピソードです。

 以前、彼がNanetteちゃんの家に遊びに来てくれたことがあって、3人で食事をしていると、なぜか大学入試の小論文の話になりました。僕は昔、アルバイトで塾みたいな予備校みたいなところで小論文の講師をしていたことがあります。とはいってもほとんどの生徒さんが、幼児教育系志望の高校生でした。教育系の大学の出題傾向から、何か社会問題を論じるというより、自分の印象に残ったことや、そこから発して志望動機を書かせるような過去問題を多く扱っていました。

 そこで、僕がそのとき失敗したエピソードの話に。論文だから「のである」という言葉で書いたほうが、文体としていいんじゃないか、と勧めたところ、その翌週に高校生の女の子が、

 「私はその子を見て悲しかったのである。砂場はみんなのものなのである。」

 とか、

 「私の作ったごはんを食べて、その子は喜んでくれたのである。また作ってあげたいのである」

 とか書いてきてしまって、爆笑したあと、いや実際余計なこと言わねばよかった。ミスったなーという話を照れながらしたのでした。

 僕はTさんに「小論文やってました?」と尋ねました。すると、普段とても物静かな彼が口を開きました。

 「いや、僕も小論文というものがどんな物かと思って、授業を見学したことがあるのですが、そのとき、たけのこ、いや、はい、タケノコの話をしていました」

 「はい?」

 「いや、その小論文の模範解答なんですが、ある春の日の竹やぶとタケノコの見える景色の話から始めて、工場を作るためにタケノコのある山を伐採するという話になったんです。それで、森林破壊によって、おいしいタケノコが食べられなくなるのはさみしい、だから、あの、環境保全は大切だとか、そういう文だったんです。それで、講師の先生が、その小論文を褒めているのを聞いて、僕は、このような受験方法を使って、このような手段で、大学に入学しなくてもいいかなと思ったんです」

 おっしゃる通りです。しかも、奈良の田舎育ちの僕から、さらに有力な情報をお伝えしておきますが、春に作者が見たタケノコは、もう食べられません。タケノコというのは地中に埋まっている状態、あるいは、ほんの少し顔を出したやつしか、食えないのであって、文をかいたおぢさんはきっとタケノコなど採ったことのないBB(ぼんぼん)なのでしょう。要は、人間で言うところの、声変わりし始めた中学生ぐらいまで育った食えないタケノコを見て、お、あれうまそうやないか、と勘違いされていただけということなのです。

 中華料理のタケノコ水煮を見ながら、このようなことを思い出し、へらへら笑っていたF氏なのでした。

 みけけ。
 
 明日はケバブでも食べたろかしらん。

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 ちなみに、友人Yっしーによると、友人たちの間でケバブばっかり食べる、「ケバ部」なる部活が存在するらしいです。相当若い胃じゃないと、ついていけない厳しい部活動です。
 
「先輩この子フライドポテト残してますー」

「全部食べやなあかんがな」

「すいません」

って、んなあほな。

寝起きの頭がタケノコそっくりなあなたも、ケバ部に入部したいあなたも、どうか1クックリお願いします。
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by hiramette | 2009-07-28 05:11 | 日常
 みなさん、いつもF氏のブログを読んでいただき、本当にありがとうございます!
 
 いつも他愛のない内容であるにも関わらず、応援していただきとっても感謝感激でございます。このブログ、はじめてまだ4ヶ月ほどですが、実はなんと、来てくれた方がついに5000人を突破しました。

 本当にありがとうございます。この数はアクセス数ではなく、ユニークユーザーの数です。日本と、フランスあるいは世界中に、5000人もお友達ができてF氏は誠にうれしいです。

 ところで、僕が使わせていただいているエキサイトブログさんには、「アクセス解析」なるものがあり、一日に何回アクセスされたかや、どのサイト、ページから僕のブログにこられたのかがわかるようになっているのでございます。

 そのなかに、検索キーワードランキングというのがあって、どのキーワードから僕のページに来ているのかわかります。

 第一位は hiramette。これは僕のユーザーネームなので、まあ当然と言えば当然。2番目は「やたらと明るいけど」日本語で探してくださった方です。3番目はF氏。これはNanetteちゃんのページから来てくれた方なのでしょう。

 その中に混じって、お一人だけ「服の伸ばし方」というキーワードで、僕のブログにたどり着いた方がいらっしゃいました。僕は本当に気の毒に思いました。というのも、きっと以下の記事内容がヒットしたからだと思うのです。

 
 問題となった3月26日付けのブログをご覧ください。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


今日は。きょうはフランス国立図書館に行って来たF氏です。でも、着ていく服を選んでいる最中に、いつも着ているNanetteちゃんからもらったカーディガンが縮んでいたことに気が付きました。こないだ洗濯機で洗った上に20分乾燥機にかけてしまったからです。我ながら阿呆です。け。
 
どないやったらまた着れるんやろかと思案した挙げ句、手で引っ張ってみましたが、あまり広がらず。時間もないので仕方なしに、窮屈なままの服を着て図書館に行きました。
 
でも、勉強していてもキツい服はやっぱり気になります。っていうか肩も腕も痛いんじゃあほ、と多少不機嫌に。けけ。
 
ということで、また思案。どうしたら、服が伸びるかと考えた挙げ句、多少アクロバティックな解決策。即ち、トイレに行って、カーディガンを足から履き便座に座って、服を伸ばすという方法。恥ずかしいけど誰にも見られないからいいんです。
 
と思ってトイレに入り、下半身恥ずかしい恰好でフンフフンフフーン、と思っていた矢先。掃除のおばちゃんがきよった。ぎゃん。おばちゃん、他のトイレの掃除すませ、僕のトイレの扉を叩き、Il y a quelqu'un ? (だれかおるの?)としつもん。「だれかおるよ」と返答。

おばちゃん、シゴトができず退散したかに思えたのに、5分程して再来。こないで。
以下は仏語でなされた会話です(関西弁に意訳)。

  おばちゃん:「あんた、だいじょうぶなん?」
  ぼく:「大丈夫」
  おばちゃん:「いうても、結構ながいやん」
  ぼく:「ぼくにとってはながないんです」
  おばちゃん:「まあ」

 このような、他愛のない会話をしている時のトイレの中の僕の恰好はこんな感じでした(イメージ、NANETTEちゃん撮影)
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 アーメン。

 哀れな子羊に祈ってやって下さい。

 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

 調べてくださった方は、ブログを読んでから、この服を伸ばす方法を試されたのでしょうか?それを想像する度、不憫でなりません。でも、伸びるんです。本当に伸びるんですよ。もし恥ずかしかったら、夜中にこそっとやってみてください。


 いつもありがとうございます。ほほう、そうやって服を伸ばせばええんか、役に立つわこのブログ、ははんの1クックリお願いします!
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by hiramette | 2009-07-28 02:55 | 日常

いつものパリ

 革命記念日も終わり、いつも通りの生活に戻りました。

 そういや、そういう日常の写真をあんまり撮ったことなかったなと思い、今日はご紹介しましょう。
 フランス国立図書館(BN)から、べるちゃんのワイン屋さんまでの道のりをご案内いたします。

 まずはBN近く、トルビヤック通りのケバブ屋さん。

 
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 ご存知の方も多いと思いますが、ケバブとはパンに焼いた羊の肉をサンドしたもの。トルコ、ギリシャ料理でパリでは最もポピュラーなファスト・フード。お金がなくておなかがすいているときはこれが一番。こんな感じです。

 
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次は夕方になると列ができるパン屋さん。

 
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タルトやクロックムッシューなども売っています。

 
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62番バスに乗って、14区のグラシエールに向かいます。

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バス停に着くと、国際大学都市に向かって歩きます。
まずはBNP銀行が。

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日本のATMは銀行内にありますが、パリのは通りに直接面しているものが多いです。皆さんスリには気をつけましょう。

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さてさて、それからまたどんどん行きますと、お惣菜屋さんに着きました。にんじんを細く切ってビネガーに浸しただけのシンプルなサラダなどがポピュラーです。

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肉屋さんや、八百屋さんもあります。

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そして、ベルちゃんのワイン屋さんに到着。肝心のベルちゃんは寝ぼけ眼でした。

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むにゃむにゃ、こちらのワインはおいしいですよ・・・。ねえ、今のであってるわよね、ねえお母さん、むにゃむにゃ。

今日購入したワインは、ロワール地方の赤ワイントゥレーヌのピノ・ノワール100パーセントです。赤だけど酸味がやや強く、すっきりしています。少し冷やして今日もお疲れさま。

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あれ、このワインの瓶の中身減っとるちゅうことは、飲みながらブログ書いとるんちゃん、
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by hiramette | 2009-07-16 04:02 | 日常