料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

凱旋門賞2009カウントダウン②


 さてさて、今週末に迫った凱旋門賞。最近宣伝なども増えてきて、盛り上がりを見せつつあります。今年はなかなかの豪華メンバーが揃いそうです。出走馬も大体わかってきたので、今日は一挙にご紹介します。もちろん今後馬の状態などで、変更することも可能なので、その辺はフランス・ギャロのホームページなどでご参照ください。

① Youmzain (ユームザイン)牡6歳:Kieren Fallon (キーレン・ファロン)
昨年と一昨年の凱旋門賞を2着と好走した名馬。今年はサンクルー大賞3着とあまり成績がよくありませんが、ロンシャンの2400メートルは得意です。しかも鞍上が孤高の天才騎手ファロン。楽しみです。

② Conduit (コンデュイット) 牡4歳:Ryan Moore (ライアン・ムーア)
今年のキングジョージ&クイーンエリザベススーテークスの勝ち馬。強いことは間違いないですが、シーザスターズちゃんに結構負けてるのが気になるところ。どこまで本領を発揮できるでしょうか。

③ Vision d’état (ヴィジョン・デタ) 牡4歳:Olivier Peslier (オリビエ・ペリエ)
昨年のフランス・ダービー、ジョッケクラブの勝馬。なかなか安定した走りを見せます。今年に入ってもG1を2勝。休み明けの前走、フォワ賞は二着でした。どれだけ上積を期待できるでしょうか。一雨降って馬場がやわらかいほうが、よく走る子です。

④ Magadan (マガダン) 牡4歳:Anthony Crastus (アントニー・クラスチュス)
ヴィルデンシュタイン厩舎のエース。去年のパリ大賞3着以降、どうも大きいところで勝てません。ただ、休み明けに強い子で、今回もそう。ロンシャンは苦手ではなさそうですが、恐らく穴馬になるでしょう。

⑤ The Bogberry (ザ・ボグベリー)牡4歳: Magomet Kappushev (マゴメッド・カプシェフ)
ロワイエデュプレ厩舎の子。G1級ではあまり走れていないので、人気薄になるでしょう。

⑥ Hot six (ホット・シックス)牡4歳 :Tiago Pereira (ティアゴ・ペレイラ)
ブラジルからはるばる参戦の子。正直情報がないのでわかりませんが、成績を見る限り恐ろしく強い子ではなさそうです。ただG1勝ちもあるので、一応注意しておく必要はあるでしょう。

⑦ Alpine Rose (アルパイン・ローズ)牝4歳 :Gérald Mossé (ジェラルド・モッセ)
サンクルー大賞2着、牝馬限定G1ジャン・ロマネ賞1着となかなか好走しています。鞍上モッセ騎手はいわずと知れたベテランの名手。展開しだいでは面白いことになる可能性があると思います。

⑧ Dar Re Mi (ダレミ) 牝4歳:Jimmy Fortune (ジミー・フォーチュン)
前回もお話しましたが、ヴェルメイユ賞を見事勝ちながら、意味不明なフランスのルールのせいで降着になってしまった子。間違いなくG1級で活躍できる、身体能力と精神力を持っています。個人的にとっても応援しています。JCとか来てくれたらいいですね。

⑨ La Boum (ラ・ブーム) 牝6歳:Thierry Jarnet (ティエリー・ジャルネ)
G1級で好走したことが少なく、間違いなく穴馬になるでしょう。

⑩ Beheshtam (ベエスタム) 牡3歳:Thierry Thulliez (ティエリー・チュリエーズ)
本来ならば、クリストフ・スミヨン騎手が乗るところですが、怪我をしてしまったので、おそらくチュチュことチュリエーズ騎手が乗るでしょう。もし、アルパインローズちゃんがオペラ賞に行ったら、モッセ騎手が乗ると思います。馬は仏ダービー4着でしたが期待されたパリ大賞では大敗。しかし凱旋門賞の前哨戦、ニエル賞では2着と結構な出来でした。ロワイエデュプレ調教師は、去年の凱旋門を制した名調教師。出すならば勿論勝ちを狙っているでしょう。

⑪ Fame and Glory (フェイム・アンド・グローリー)牡3歳: Johnny Murtagh (ジョニー・ムルタ)
英ダービー2着、愛ダービー1着の名馬。オブライアン厩舎のエースです。この子プラスペースメーカーのチームを組んでまたオブライアンさんはロンシャンにやってくるのでしょう。勝つ可能性は十分にあります。

⑫ Sea The Stars (シー・ザ・スターズ) 牡3歳:Mick Kinane (ミック・キネーン)
いわずと知れた大本命馬。間違いなく1番人気になるでしょう。英2000ギニー、英ダービーを連覇した馬は20年ぶり。その後もG1を3つ勝ちました。今のところ弱点が見当たりません。恐ろしく強い馬です。強いて言うなら、今まで多頭数のレースに出たことが少ないことぐらいでしょうか。でも、前から行く馬だし、鞍上のベテラン50歳のキネーン騎手は、騎手になって出会った馬の中で、最高の馬と言っています。彼も89年、99年と凱旋門賞を制している名手。今年勝つと10年ごとに凱旋門賞を勝つという、すごい記録を打ち立てることになります。

⑬ Cavalryman (カヴァルリーマン) 牡3歳:Lanfranco Dettori (ランフランコ・デットーリ)
7月14日のパリ大賞と前哨戦ニエル賞の勝馬。ロンシャン2400メートルは慣れています。ただこの馬も多頭数を経験したことがないため、折り合いが鍵になるでしょう。青鹿毛の美しい馬で、たしかお尻の左のところに小さい古傷があります。名将アンドレ・ファーブル調教師の管理馬で、デットーリが乗るとなれば、結構な人気になると思います。10万ユーロ(約1300万円)という破格のお金を払って追加登録します。勿論勝つ気でしょう。

⑭ Stacelita (スタセリタ) 牝3歳:Christophe Lemaire (クリストフ・ルメール)
さてさて、この子が恐らくシーザスターズちゃんの次の2番人気になる3歳牝のスタセリタちゃんです。ルジェ厩舎のエースで、一応成績上は負けなしです。実は、前走のヴェルメイユ賞でダレミちゃんに負け2着だったのですが、ダレミちゃんが降着になってしまったので、ラッキーな勝利でした。ただ、世代トップの力を持っていることは確か。仏オークス、ディアーヌ賞を4馬身ぶっちぎって勝ったのは決してまぐれではありません。54・5キロという斤量も魅力。前のほうから行って残ってしまっても決して不思議ではありません。鞍上のルメさんは日本でもお馴染み。今年は絶好調です。

備考:これに加えて、ドイツの馬ゲッタウェイちゃん(牡6歳)が参戦してくる可能性があります。この子は9月のドイツ・バーデン大賞の勝ち馬で、一昨年の凱旋門賞は確か4着でしたが、去年は馬群に沈みました。雨が降らないとだめな子で、今のところ天気予報は晴れなので、厳しいかと思います。オブライアン厩舎のペースメーカーを2頭ほど加えると16頭ぐらいの出走になると思います。

ということで、また詳しい情報がわかれば更新するかもしれません。お楽しみに!


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by hiramette | 2009-09-30 21:39 | 競馬