料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

ボーボーのジョリジョリ

 日本人は、同じ音を繰り返す表現を多く使うように思います。

 「うんうん」とか

 「そうそう」など、数え上げればきりがありません。

 そういう言葉の癖があるからか、フランス語を話すときも、どうも繰り返さなければしっくりこなくなってるみたいです。

 たとえば、以前友人がフランス語で電話に出るとき、

"allo allo"

と言っていました。フランス語では"allo"一語で「もしもし」を言い表しますが、日本語で「もし」を二回繰り返すからか、ついついフランス語でも繰り返してしまったようです。

 かく言う自分も「はい」や「いいえ」と答えるとき、

 「そうそうそう」

 「いやいや、ちがうちがう」

 のようなノリで

 "oui oui oui"

"Mais non, non non"

 などと連発してしまう次第で、困ったものです。えへ。

 
 以前、この繰り返しを使った面白いネタを友達と作って爆笑したことがあったので、今日はご紹介。南仏のモンペリエに少し住んでいたことがあるのですが、ある暑い夏の日、道端を友人と散歩していると、

 急に、

 「うわっ、あの人ボーボーやな」

 と言いました。

 その視線の先には、男の人が。僕はてっきり彼の体毛が濃いのかと思い、

 「まあ、そうやな、日本人に比べれば」

 と答えました。すると友人は

 「ちゃうちゃう、あの男の人めっちゃかっこええちゅうことやって。かっこええはフランス語でbeauやろ、 だからめちゃカッコええのはbeau beauや」

 どないやねん。

 といいながら笑っていると、そこにフランス人のきれいな女性が登場。だから、今度は僕がお返し。

 「ちゅうことは、あそこにおる女の人、あれは「きれいな」を表すjolieをつこて、ジョリジョリでええんやな」

 「そうやな、女はジョリジョリ、男はボーボー。beau beau のjolie jolieや」

 あはは、といかにも関西人にありがちな、一見、剃毛をしているか否かに関わるディスクールに興じつつ、フランス語上達を図ったものでございました。

 みなさんもこのギャグ、はやらせてくださいね。フランス人は喜ぶし、日本人はみんな笑ってくれます。

 みけけ。

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ちなみに、形容詞joli(e)は物か女性にしか使いません。
もし男の人が、il est joli.などというと、それはもうホモっぽい発言になるのでご注意を。

  
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by hiramette | 2009-07-22 03:57 | フランス語