料理にワインに競馬に文学。F氏のフランス滞在期


by hiramette

革命の夜、新しい光


7月14日はフランス革命記念日。今年はエッフェル塔が建って120週記念ということもあり、花火もいつも以上の盛り上がりだったようです。

さてF氏はといいますと、友達と5人で夕方から開催されるパリ大賞を見に、ロンシャン競馬場に行ってきました。

通常フランス競馬は、午後の1時過ぎに始まりますが、毎年この日だけ、夕方の5時ぐらいに始まって夜の21時30ぐらいまで続きます。この時期フランスの夕暮れは夜10時以降。夜9時を超えても、ナイターなんてことにはなりません。まだまだ明るいのです。

こちら当日のパドックの様子です。やはり、いつもより人の出入りが多いです。

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さてこの日の第1レース。オリビエはダンスダンスちゃんで勝負。結果は残念ながら3着でした。でも、久しぶりのロンシャン競馬場は気持ちいいです。

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第3レースの後に、友人のYっしーにオリビエをバックに、パドックの写真を撮ってもらいました。ありがとう。

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この日のメインレースは、3歳2400メートルのG1パリ大賞。数年前にフランスダービー、ジョッケ・クラブの距離が2400メートルから2100メートルに短縮されて以降、凱旋門賞の勝利を占う上で、このレースの重要性が増してきました。2006年、ディープインパクトを打ち負かしたレイルリンクちゃん、2007年のザンベジサンなど、ここから凱旋門賞に行くパターンも多いです。

レース前には、お馴染みアイルランドのオブライアン軍団の姿も。おお、悪者っぽい。っていうか、オブライアンさんは絶対マトリックスを意識してると思います。

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今年はスミヨン騎手騎乗でフランスダービー4着のべエスタムちゃんの走りぶりが注目されましたが、勝ったのは、語源通り弱冠20歳のマクシーム・ギュイヨン騎手騎乗の、2番人気キャバルリーマンちゃんでした。以前サンクルーのオープン特別クラス、リステッドレースで、5馬身ぶっちぎって勝ったのを生で見て、強い印象を持っていた馬でした。

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馬体はすばらしい艶を持った青鹿毛で、どこかでぶつけたのか、確か左のお尻の部分に小さい傷があります。

それにしても、ジョッキーのギュイヨン君は20歳にして初G1制覇。今年からフランスの名調教師、アンドレ・ファーブル師の馬にたくさん乗るようになったことももちろんありますが、それにしても彼の最近の活躍は目覚しいです。まさに世代交代、新しい時代の到来を告げる革命記念日にふさわしい勝利と言えるでしょう。今後彼は、まず間違いなく、フランスを代表する名ジョッキーになると思います。乗り方は安定しているし、何よりも一瞬の判断が冷静かつ的確です。おめでとう。

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 これで、ロンシャンの今年の前半戦はおしまい。これから、競馬の中心はノルマンディーのドーヴィル競馬場へ向かいます。そこで行われるG1は、ロートシルト賞、モーリス・ド・ゲスト賞、ジャック・ル・マロワ賞など。そして、9月の第1週にまたロンシャンに戻ってきて、ムーラン・ド・ロンシャン賞からヴェルメイユ、そして平地芝のレースで世界最高峰の凱旋門賞(10月4日)へと向かいます。

さてさて、ところで、毎年革命記念日のこの日には、パリ大賞の後にもう一つのメインが。そう、レースの後に内馬場からあがる数々の花火です。ここロンシャン競馬場で見る花火のメリットは、ブーローニュの向こう側のエッフェル塔の前でやっている花火も同時にダブルで見えるということ。人ごみに紛れることなく、座って花火を見物できます。今年も花火が始まる時間にはきれいな星空になっていました。

 ターフの上に彩られた、多彩な光の数々をご覧ください。

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ちなみに、この写真では小さいですが、ロンシャン競馬場から見えるエッフェル塔の花火はこんな感じです。何か、エッフェル塔自体から、いっぱい火が出ていました。さすがフランス。危なっかしいことするね。

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ばばん。

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by hiramette | 2009-07-16 03:10 | 競馬